('∀`)勇者30174のようです 最終話
- 115 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:22:23 ID:5Jdk7Smo0
-
援軍が到着し、数時間が経過した。
川;д川 ゼェ……ゼェ……もう…死にそう……
ζ(゚ー゚;ζ 貞子さん、非戦闘員なのに無茶するから…
川;ー川 でも…この瞬間だけは、見たかった
( ФωФ) ……ぐっ……この……卑怯者共が
魔王は見るからに弱っていた。
大群ので押しかけた勇者パーティの攻撃は、一つ一つは微弱なものだが、
蓄積させていったダメージがすでに致命傷となっている。
( ФωФ)(負ける…のか…この私が……)
- 116 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:25:22 ID:5Jdk7Smo0
-
( ´_ゝ`) やった…!ついに伝説の勇者になれた!
(´<_`; ) ひたすら戦闘から逃げまくってた奴が伝説に残るのはやるせないんだが…
从'ー'从 勝ったのかな〜?
(;;゚;ё;゚;) この記念すべき瞬間を写真に…!写真に残さないと!
(´・ω・`) おい、どうせなら僕の写真を撮れよ
( ´゚,_」゚) う〜ん被写体としては不完全かね
(;´・ω・) 何だと!
ばくだんいわ「魔王はまだ倒せないのか…!こうなったらやはり爆発するしか…」
ヤメロー! ムチャスルナー!
ミ,;゚Д゚彡 もう勝負はついた。無駄なことはするな
( ФωФ)(私が…こんな低俗な奴らに………)
- 119 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:28:08 ID:5Jdk7Smo0
-
爪'ー`)y‐ はーはっはっはっは!お前はもう終わりだぜ!
トドメはこの俺が刺してやる!
( ФωФ) 邪魔だ!
爪゚ー゚)y‐ ぐあ!
フォックスは壁際まで吹き飛ばされた!
爪;゚ー゚)y‐ 最後までこれかよ……!!
( ФωФ)(だが……もう、遅いのだ)
( ・∀・) 勝った…俺たちの勝利だ!
('A`) 勇者がいっぱいいるんですけど、この場合は誰が真の勇者なんすかね…
( ・∀・) そんなことどうでもいい。俺はただの勇者30175だ
('∀`) そうっすね!
- 121 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:31:38 ID:5Jdk7Smo0
-
ζ(゚ー゚*ζ おめでとう、勇者様
('A`) おう!賢者デレも、これで伝説の仲間入りだな
ζ(^ー^*ζ うん!
(´・ω・`) タイトルは何にしよう。やはり僕の名前は入れたいな
ショボン英雄禄…ううむ。ショボン伝説…ありきたりだな
川д川 占いの結果では絶対に売れないらしいわよ
(´・ω・`) マジかよ
/ ,' 3 長かったが……これで終わりじゃな
@@@
@#_、_@
( ノ`) これで…レっちゃんも浮かばれるさ
/ ,' 3 ああ…
- 123 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:33:18 ID:5Jdk7Smo0
-
謎の商人T「私も活躍出来ましたし、名前出してもいいですよね?ね?
実は私の名前はトルネ……」
( ゚∋゚) ふん!
クックルの当て身!
Tは気絶した!
( ゚∋゚) 危なかった…
_、_
( ,_ノ` )y━・~ 最後くらい言わせてやってもいいんじゃ……
('、`*川 ……ねえ、魔王はどこ?
( ;・∀・) (;'A`) え? ζ(゚ー゚;ζ
/ 。' 3 しまった!奴め、逃げおったぞ!
( ;・∀・) 往生際の悪い奴だ…!
- 125 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:36:10 ID:5Jdk7Smo0
-
モララーたちは部屋を中を探し回る。
(*゚−゚) ねえ、こっちに隠し扉があったわ!
( ・∀・) でかした!全員行くぞ!
隠し扉の先には通路があった。
全員で一塊となって通路の奥を目指す。
('A`) …!魔族の気配!
( ・∀・) 新手か!
(´・ω・`) このパーティの敵では無さそうだが…
( ・∀・) 油断するな!どんな奴が来るかわからないぞ!
モララーたちは武器を取りながら、通路の先で待ち構える魔族に突撃する。
- 126 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:38:52 ID:5Jdk7Smo0
-
通路の先で待っていたのは…
(=゚ω゚)ノ ここは、通さないよぅ!
ドワーフに負けず劣らず小さな魔族だった。
( ・∀・) ドクオ……あれは、強いのか?
('A`) 弱い
(´・ω・`) ショボンパーンチ!
(=;゚ω゚)ノ ぎえー!流石は勇者パーティだよぅ!まいったよぅ!
从'ー'从 可愛い〜〜猫みた〜〜〜い
_
( ゚∀゚) おい、魔王は何処に行った!
(=;゚ω゚)ノ 言うよぅ〜〜離してよぅ〜〜〜
- 127 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:41:50 ID:5Jdk7Smo0
-
(=゚ω゚)ノ ゲホッ…ゲホッ…手荒な奴だよぅ
( ・∀・) 魔王は何処だ!
(=゚ω゚)ノ この先にいるよぅ…そんなに凄まないでよぅ…
魔族の首根っこを捕まえて、通路の先を案内させる。
('A`) これは何処に通じているんだ?
(=゚ω゚)ノ 僕の研究所だよぅ
(´・ω・`) 研究所?何を研究しているんだ
(=゚ω゚)ノ 亜空間だよぅ
ζ(゚ー゚;ζ 亜空間…私が修行してた、魔法空間みたいなものかな
(=゚ω゚)ノ それも亜空間の一種だよぅ。でも僕が研究してたのは、もっと違うもの
(=゚ω゚)ノ 全てを飲み込む闇の空間。ブラックホールに近いよぅ
( ;・∀・) ぶ…ブラックホール!?
- 128 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:47:00 ID:5Jdk7Smo0
-
(=゚ω゚)ノ 長年の研究で、闇空間を作ることに成功したんだよぅ
でも大きな闇空間を発生させるには、魔族の魔力と、人間の魔力
性質の異なる二つの魔力が必要になることがわかったんだよぅ
(;゚A゚) もしかして、人間の魔力を集めていたのは、それが原因だったのか…!
(=゚ω゚)ノ ただ、アレを使うと魔界も人間界もどちらも滅ぶよぅ
だから魔王様は使わないはずだよぅ。あくまでも脅しのために作ったんだよぅ
( ;・∀・) ……脅しか。あいつは全部滅ぼすって言ってたぜ
(=;゚ω゚)ノ えー!それは困るよぅ!
('、`;川 とにかく、急ぐわよ!
通路を駆け抜け、研究所を目指す。
全てが水の泡となってしまう前に、何とかしなければならない。
モララーたちは通路を駆け抜け、そして…
( ;・∀・) ここか!
- 130 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:49:01 ID:5Jdk7Smo0
-
「遅かったじゃないか」
( ФωФ) 勇者諸君…
魔王は巨大な装置の前に立っていた。
大きなコアが搭載された装置には、部屋中を走るパイプと繋がっている。
( ;・∀・) あいつを止めろ!
('、`*川 メラゾーマ!
ζ(゚ー゚;ζ イオナズン!
从'ー'从 バギクロス〜〜〜
(*;゚ー゚) マヒャド!
( ФωФ) 無駄だ!
- 131 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:51:23 ID:5Jdk7Smo0
-
魔王は全魔力を使い、バイヤーを張っていた。
この状態では攻撃魔法が使えないが、その代わりバリヤーの強度は凄まじく高い。
('、`;川 まずい…!あれを破るには数分はかかりそう…!
@@@
@#_、_@
( ノ`) クックル!
( ;゚∋゚) はい!
@@@
@#_、_@
( ノ`) 聖拳…
( ゚∋゚) 突き!!
( ФωФ) 無駄だと言っておるのに…
二人分の聖拳突きさえも、弾き返してしまう。
( ;・∀・) 誰か…あいつを止めてくれ!
- 133 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:53:32 ID:5Jdk7Smo0
-
( ФωФ) 勇者たちよ。よく闘った。だが、これが運命だ!
('、`;川 マダンテ!!!
( ФωФ) ふはははは!
( ФωФ) 全ては最初から手遅れだったのだ…!
楽しいゲームだったぞ…!勇者たちよ!
(;'A`) クソ…クソ!
ミ,;゚Д゚彡 ウガアアアアアアアア!!!!
ζ(゚、゚;ζ 誰か……!
/ ,' 3 ぐっ……
(=;゚ω゚)ノ やめて下さいよぅ!話が違うよぅ!
( ФωФ) ふははははははは!遅すぎるのだ!何もかも!
お前たちは最初から、死ぬ運命だったのだ!
- 134 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:55:02 ID:5Jdk7Smo0
-
「……おいテメー。世界最速の俺様を忘れてねえか?」
( ФωФ) ……む?
( ・∀・) ……え?
(´・ω・`) …あいつ……!
('∀`) …フォックス―――――!
爪'ー`)y‐ トロいのはテメーだったな、魔王!
( ;ФωФ) い、いつの間に……!?
- 140 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:57:36 ID:5Jdk7Smo0
-
フォックスはバリヤーを張られるよりも前に、
魔王の懐に飛び込んでいた。
爪'ー`)y‐ これが装置か…
( ;ФωФ) やめろ!触るな!
爪'ー`)y‐ この辺を壊したら…どうなるかな!
装置によじ登り、コア部分に勢いよくナイフを突き立てる。
( ;ФωФ) やめろ!
( ・∀・) いいぞ!そのまま壊しちまえ!
( ;ФωФ) やめろおお!!!
爪'ー`)y‐ そう言われて…やめる馬鹿がどこにいんだよ!
ロマネスクは何としてもフォックスを止めたいが、
バリヤーを張っている内は攻撃が出来ない。
- 144 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 21:59:44 ID:5Jdk7Smo0
-
( ;ФωФ) それは…魔力を溜めているコア!
爪'ー`)y‐ おら!
( ;ФωФ) 一度亀裂でも生じれば、魔力が一気に漏えいする!
そうなれば……!
( ;ФωФ) この城もろとも…木っ端微塵だぞ!
爪;'ー`)y‐ …え?
( ;・∀・) 何だと……!?
(;'A`) そんな…っ
爪;'ー`)y‐ だ………
爪;゚ー゚)y‐ だから何だってんだよおおおお!!!!
フォックスはそれでも、ナイフを突き立てるのを辞めない。
- 146 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:02:58 ID:5Jdk7Smo0
-
( ;ФωФ) 死ぬ気か!
爪;'ー`)y‐ おらあ!!!
( ;ФωФ) やめろ!!!!
ナイフの先が欠けるのと同時に、コアにヒビが入る。
淡い光がそこから漏れ始めた。
(;゚A゚) フォックス!
('、`;川 魔力が漏れ始めてる!爆発するぞ!
/ ,' 3 …リレミトじゃ!リレミトを使える者の傍に集まれ!
(;゚A゚) フォックス!!やめろ!!!
( ;ФωФ) さ、先に起動を……くっ、くそ…間に合わん……!
(;゚A゚) フォックス!!!
- 151 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:06:07 ID:5Jdk7Smo0
-
ζ(゚ー゚;ζ 勇者様!私の傍に…
(;゚A゚) フォッ―――――――
遠くからでも、フォックスの手が震えているのがわかった。
爪'ー`)y‐ ドクオ………借りは―――返すぜ
亀裂に向かって、フォックスがナイフを振り下ろす。
(;゚A゚) フォックス!!!!
ドクオたちがリレミトを使い、脱出した瞬間、コアを真っ二つにする亀裂が走り、
無数の光の筋が部屋を照らした。
- 154 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:08:11 ID:5Jdk7Smo0
-
( ;ФωФ) やめろおおおおおおおおお!!!!!
魔王城が光の中に飲まれ、耳をつんざく轟音が魔界中に響いた。
( ・∀・) ……
モララーたちは、魔王城の外から、瓦解していく魔王城をぼうっと眺めていた。
(=;゚ω゚)ノ あぅ…僕の研究所が…
- 157 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:10:58 ID:5Jdk7Smo0
- _
( ゚∀゚) 勝った…勝ったぞ!
( ´_ゝ`) 流石兄弟が…?
(´<_` ) 魔王に…?
( *´_ゝ`) 勝ったーーーーーーー!!! (´<_`* )
从'ー'从 わ〜い勝った〜
( ´゚,_」゚) 渡辺さん!壊れた魔王城をバックに一枚!
(´・ω・`) …これで、終わりだな
(;'A`) フォックス……
ζ(゚、゚;ζ 勇者様……
(;'A`) 馬鹿野郎……死んだら…ギャグじゃなくなるじゃねえか…
ζ(゚ー゚;ζ そこが問題なの…?
(; A ) 馬鹿野郎………
- 161 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:13:22 ID:5Jdk7Smo0
-
/ ,' 3 …む?
そのとき、上空を舞うものを見つけ、皆の視線が空に向いた。
_、_
( ,_ノ` )y━・~ …あれは?
( ゚∋゚) 何か落ちてくるぞ!
( ´゚,_」゚) 空から落ちてくるものとすれば…
(;;゚;ё;゚;) 女の子だな!うん!
(;'A`) ……?
(;゚A゚) あれは……っ
宙を飛んでくるものに向かって、ドクオが駆け寄る。
地面に落ちる寸前、間一髪で受け止めた。
- 163 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:16:07 ID:5Jdk7Smo0
-
爪;'ー`)y‐ ううん……
(;'∀`) フォックス!
空から飛んできたのはフォックスであった。
体に怪我はあるが、すぐに治せる程度の軽傷だ。
爪;'ー`)y‐ んん…?ここは何処だ?
( ・∀・) 生きてたのか、お前!
爪;'ー`)y‐ …?あれ?
('∀`) 流石は世界最速!あの爆発から逃げてきたとは!
爪;'ー`)y‐ いや…んん?そうなの…か?
ζ(゚ー゚*ζ フォックスさん!無事でよかった!
爪'ー`)y‐ ……へへへ。ドクオ
('A`) うん?
- 169 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:18:33 ID:5Jdk7Smo0
-
爪'ー`)y‐ 俺がいて、良かっただろ?
('∀`) ……まあな
川;д川 あ…あのさ……
感動している所悪いんだけど…早く地上に戻らない?
私……限界……………
ζ(゚ー゚*ζ そうですね…みんなに、報告しないと!
( ・∀・) そうだな…!
('∀`) ああ!帰ろう!
「………………」
ドクオたちの様子を、遠くの崖から見ていた者は、
不敵な笑みを残してその場を去っていった。
- 173 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:24:10 ID:5Jdk7Smo0
-
モララーたちは 魔王を倒した!
全世界に平和の報せが届く。
各国の王たちはウラヌス王国へ集まり、盛大な催しが行われた。
モララーたちはウラヌス王国で、各国の王たちから賛辞を受ける。
見知った顔ばかりなのは、彼らが世界中を旅していた証拠だ。
その日の夜は、酔っぱらった勇者たちによる大宴会となる。
从*゚∀从 イエー!おまえらがやってくれると信じてたぜ!
(;'A`) お前、もうキャラを隠さなくなったな…
- 174 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:27:03 ID:5Jdk7Smo0
-
(*’e’) おい酒だ!ジェリーマンも飲め!
ジェリーマン「ううん…すでにワインを飲み過ぎてしまったようで…体が紫色ですよぉ…」
メイド「こらこら。君はお酒飲んじゃ駄目よ」
*(;‘‘)* あ、こら!我の酒を返せ!
ζ(^ー^;ζ みんな大はしゃぎだね
('A`) 無理ないわな。魔王を倒したんだから
( ・∀・) ドクオ。飲んでるか?
('A`) もう飲み過ぎて二回くらい吐いてますよ…
( ・∀・) そんなときに悪いんだが、ちょっと報告したいことがあってな
('A`) 何ですか?
- 175 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:29:08 ID:5Jdk7Smo0
-
( ・∀・) クーと結婚することになった
川 ゚ -゚)v ぶい
(;'A`) マジっすか!
( ・∀・) 旅が終わったら結婚するって約束してたんだ
で…お前たちはどうするんだ?
('A`) ζ(゚−゚*ζ
('∀`) 俺たちはまた旅を…
ζ(゚ー゚*ζ とりあえず今夜辺り既成事実作ります!
ヒューヒュー! イイゾモットヤレ!
(;'A`) デレ!?
ζ(゚ー゚*ζ 駄目なの?
( ・∀・) ははは。お互い苦労しそうだな
川 ゚ -゚) どういう意味だ
- 176 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:31:17 ID:5Jdk7Smo0
-
('A`) せめてもうちょっとロマンティックに…
ζ(゚ー゚*ζ 勇者様……
('A`) ん?
ζ(^ー^*ζ 大好き
(;゚A゚)むぐっ!
( ・∀・) おっ
川 ゚ -゚) あら……
从 ゚∀从 おー
/ ,' 3 むほっ
_、_
( ,_ノ` )y━・~ 若いねえ
( ゚∋゚) いいものが見られた
- 179 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:35:23 ID:5Jdk7Smo0
-
国王「で…あるからにして、長年続いた魔王との戦いをよくぞ……」
兵士「国王様…あの、さっきから誰も聞いておりません」
国王「うぬぬぬぬぬ……!だから勇者は嫌いじゃー!!!」
兵士「国王様!」
兵士「国王様がご乱心だ!」
こうして、伝説の幕は下りた。
多くの戦士が死に、また多くの戦士が生まれ、
様々な物語を生み、様々な軌跡が交錯した。
魔王を倒すことが出来たのは、人と人を結びつける、
それこそ運命と呼ばれるものかもしれない。
その中心にいたのは、
- 182 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:37:49 ID:5Jdk7Smo0
-
('∀`) ζ(^ー^*ζ
いつも、彼らであった。
エピローグへ 続く
- 186 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:46:16 ID:5Jdk7Smo0
-
修行の里――――――。
/ ,' 3 ううむ、魔王を倒したのはいいんじゃが…
/ ,' 3(究極の暇人になってしまったのぅ…)
荒巻は一人、崖の上から世界を見渡していた。
/ ,' 3 むほほっ。世界は今日も……美しいぞ
レモナ………
荒巻スカルチノフ。
修行の里に残り続け、モンスターマスターの後継者を待ち続ける日々を送る。
数年後、巻き髪の少女が彼の元を訪れるその日まで、
気楽な隠居生活を送り続ける。
- 191 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:49:37 ID:5Jdk7Smo0
-
(*゚ー゚) 子供の名前、何にする?
(,,゚Д゚) 格好いい名前がいいぞゴルァ!
( ^Д^) おいーっす、飲みに来たぜー
(,;゚Д゚) お前…また飲みにきたのかよ
( ^Д^) ショボンがどっかいっちまったから、暇で仕方ねえんだよ
(*゚−゚) もうすぐ子供が産まれるから私は飲めないわよー?
ギコ。しぃ。プギャー。
ギコとしぃは結婚し、一児の親となる。
プギャーは時折彼らの家に行き、生まれた子供を盗賊にさせようと試みるが、
その度に二人の妨害に遭い、子供は結局騎士となる。
- 196 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:52:02 ID:5Jdk7Smo0
-
オスカーテルミノ―――。
川 ゚ 々゚) てや!てや!
( ´∀`) お腹の下あたりに力を込めるんだモナ
川 ゚ 々゚) うー!こんなもん出来るかー!
( ;´∀`) ぐはっ!乱暴はよすんだモナ!
川 ゚ 々゚) 死ねー!メラゾーマ!
( ;´∀`) うおおおおおお出来た!?
モナー。
オスカーテルミノの魔法学校校長兼講師として、
多数の魔法使いを輩出する。
最近の悩みはバイオレンスな新入生のこと。
- 204 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 22:55:33 ID:5Jdk7Smo0
-
从'ー'从 モナー先生〜今日も大変そうね〜〜
( ;´∀`) 本当だモナ…
从'ー'从 あの〜〜良かったらこの後〜〜〜お昼どうですか〜〜〜?
( ´∀`) 断る訳ないモナー
( ´゚,_」゚) 微かな恋の予感にときめく渡辺さんを激写せねば!パシャパシャ
(;;゚;ё;゚;) ファンだからこそ応援するのだ!パシャパシャ
( ;´∀`)(いつも気になってたけど、あれは誰なんだモナ…)
渡辺さん。
オスカーテルミノに戻り、魔法学校の講師となる。
おっとりとした性格で生徒に人気が出る。
常に謎の二人組がついてまわっているが、
彼女たちが同棲を始めると泣きながらどこかへ消えてしまった。
- 210 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:01:28 ID:5Jdk7Smo0
-
グレイトドラゴン「だからここは俺の餌場だっつってんだろ!」
ばくだんいわ「何だとこの野郎!自爆すっぞ!」
スライムナイト「また始まったよ…」
キングスライム「さまよう鎧がまた迷子になってんだが、知らないか?」
ドラゴンマッド「知るかよ。今こいつとオセロやってんだ。邪魔するな」
のろいのマスク「早くしろっつーの」
ミ,,゚Д゚彡 おまえら…エリア違うのに毎日こっち来てんじゃねえよ
ミ,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚)
ミ,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚)
フサ。
修行の里に戻り、気ままな生活を送る。
今では六匹の子供の親である。
時折、ドクオがやってきて、ロビンに油を入れていくが、
それ以外でドクオと会うことはなくなった。
- 214 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:07:25 ID:5Jdk7Smo0
-
(´・ω・`) そこで僕は言ってやったのさ
「やい魔王!勇者の力を舐めると痛い目を見るぞ!」とな
そして僕の勇者の力が覚醒し…
子供「嘘くさーい」
子供「勇者モララーなんだろ?」
子供「どちらかといえばあんた僧侶でしょ」
(;´・ω・) あ、おい!このショボン英雄浪漫譚〜勇者誕生記〜は買わないのか!?
子供「あっち言ってモンスターマスターごっこしようぜ!」
子供「おう!」
(´゚ω゚`) このクソガキ共がぁー!
ショボン。
一時期、オスカーテルミノの魔法学校の講師として働いていたが、
自分の英雄記を売るため、自費で本を出版し世界中を売り歩くようになった。
売り上げが伸びているかどうかは不明。
- 221 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:11:03 ID:5Jdk7Smo0
-
爪'ー`)y‐ いいかおまえら。盗賊の極意を教えてやる
子分「はい!」
爪'ー`)y‐ 走る!盗む!逃げる!
これ以外の行動は一切不要だ!
子分「でも、敵が強かったら…」
爪'ー`)y‐ 闘う必要など一切無い!俺は雑魚モンスタ全てから逃げて魔王を倒したんだぜ?
子分「すげー!流石は親分!」
子分「はぐれ盗賊!」
子分「倒したら経験値凄そうだな…」
爪;'ー`)y‐ 怖いこと言うな!
フォックス。
盗賊団を結成し、各地の富豪から金を盗み、貧民たちへ渡すようになった。
その俊足からはぐれ盗賊、はぐれ人間などと呼ばれるようになる。
幾人もの賞金首ハンターから命を狙われるが、現在のところ掴まった記録は無い。
- 225 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:14:41 ID:5Jdk7Smo0
-
――――妖精の国。
ξ゚听)ξ ………あっ
_、_
( ,_ノ` )y━・~ 手紙、呼んだぜ
ξ;゚听)ξ あ…あの……私……
_、_
( ,_ノ` )y━・~ 今はまだ、気持ちの整理ができていない
返事はもう少し、待ってくれるかい?
ξ゚ー゚)ξ ……はい。いつまでも待ち続けておりますわ
(゚A゚* ) 来たでー!女王さまにも春が来たんやでー!
( ∵) めでたいでぇー
( ∴) 祝福のメラやでー -= ○
ξ;゚听)ξ だーかーらーあんたたちうるさいのよ!!
渋澤
故郷の村に戻り、実家の農業を継ぐ。
その後、しばらく消えると言い残し、行方不明となる。
- 228 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:19:07 ID:5Jdk7Smo0
-
@@@
@#_、_@
( ノ`) ほらあんたたち!いつまでもへばってんじゃないよ!
( ;´_ゝ`) 世界は平和になったんだから修行なんてしなくてもいいだろ!
(´<_`; ) 兄者の言う通りだと思うんだが…
@@@
@#_、_@
( ノ`) いつまた世界を脅かす存在が現れるかわからないじゃないか!
そのときまで特訓だよ!特に兄者は早くレベル5になれ!
( ;´_ゝ`) カンストしてる臭いんだが…
@@@
@#_、_@
( ノ`) やかましい!
l从・∀・ノ!リ人 頑張るのじゃ〜
兄者。弟者。妹者。母者。
故郷の村に戻り、修行の日々。
後々才能が開花した妹者だけは、オスカーテルミノの魔法学校へ講師として呼ばれる。
兄者と弟者は修行から逃げ出し、放浪の旅へ。
その後、命を賭けた母者からの逃走劇が始まる。魔王戦よりもきつかったらしい。
- 231 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:23:10 ID:5Jdk7Smo0
-
―――スジャータ王国
海賊「うおおおおおおお船底に穴が!」
海賊「この嵐はいつ止むんだ!?」
( ;゚∋゚) おい!大丈夫なのか!?
从*゚ー从 ええ。いつものことですので
( ;゚∋゚) いつもこんな航海なのか!?命がいくつあっても足りんぞ!
从*゚ー从 あぁ…でもあなたと死ねるなら本望…
( ;゚∋゚) おいぃぃー!?
ハイン。クックル。
世界中を駆け回るハイン海賊団の一員となり、クックルはハインと共に
世界の海を股にかける海の男となる。
最初は渋っていたクックルだったが、海の魅力に取り憑かれ、
今では副船長としてハインと旅をしている。
- 233 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:25:53 ID:5Jdk7Smo0
-
J( 'ー`)し うちの息子、勇者パーティなんですけど?
(-;@∀@) あの…でもね、息子さんは税金免除ですけど、オタクは払わないと…
J( 'ー`)し うちの、息子、勇者パーティなんですけど…!?
(-;@∀@) こ、困りますよ奥さん…!
カーチャン。
トーチャンと仲良く暮らしてる。
- 237 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:30:53 ID:5Jdk7Smo0
-
―――ジェルミア王国
(;’e’)
国王「…………」
ジェリーマン「ですから!国内の利益を守っていかなければ国民の不満も…!」
大くちばし「師団長の身として言わしてもらうけど、ジェルミア王国は
兵力が不足しているから他国からこんなに舐められて…」
(=゚ω゚)ノ 貿易を伸ばしていくことが先決だよぅ!
(’e’) いつの間にか会議がモンスターだらけなんだが
国王「もうモンスターの国にした方いいんじゃ…」
セントジョーンズ。
国王の引退後、ジェルミア王国の国王の座につく。
多数のモンスターを従え、モンスターのための学校などを作る。
モンスターが住みやすい国を作ったという功績が称えられ、
ジェルミア王国の歴史で最も活躍した人物だと長きに渡って語り継がれる。
- 240 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:34:20 ID:5Jdk7Smo0
-
―――ダディ神殿
|(●), 、(●)、| うむ、今日もよく励んでおるようだな
生徒「塾長…このスパルタ講師何とかして下さいよ…」
_
( ゚∀゚) なぁーにがスパルタだよ!腑抜け共が!
全員ランニング1000周だ!
生徒「ほらあ!」
生徒「今時こんなトレーニング意味ないですよお!」
_
( ゚∀゚) うるせえ!
ジョルジュ。
ダディ神殿で戦士職の講師となる。
スパルタで有名だが腕は確かで、多くの戦士、騎士を輩出した。
- 243 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:38:12 ID:5Jdk7Smo0
-
川 ゚ -゚) 相変わらずだね
( ・∀・) もう少し優しくした方がいいんじゃねえか?
生徒「モララー先生!」
_
( ゚∀゚) おう、おまえらか
生徒「もう戦士はやめだ!俺、今日から勇者用のトレーニングにする!」
( ・∀・) いいぜ。じゃあここから東のダンジョンにボストロールがいるらしいから、
ひとっ走り行って倒してこい
生徒「んな無茶な!!」
川 ゚ -゚) モララーは実践派だから
生徒「実践に出るためのトレーニングじゃないんですか!?」
モララー。素直クー。
ジョルジュと同じくダディ神殿と講師となって、勇者と魔法使いを育てている。
彼らのトレーニングは大変厳しく、モララーに至っては修行を終えた者は一人もいない。
クーのトレーニングでさえ、クリアできたのはただ一人の、幼い少年だという
- 246 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:44:02 ID:5Jdk7Smo0
-
―――コリカコルルカ
( ^ω^) 勇者まんじゅういかがっすかー ( ^ω^) 勇者弁当もあるおー
( ^ω^) 勇者Tシャツ大安売りだおー ( ^ω^) 勇者マッサージエロいおー
( ^ω^) 勇者グッズ充実してるおー ( ^ω^) 勇者の自伝はこっちだおー
( ^ω^) 勇者が履いてた革靴売ってるおー ( ^ω^) 勇者の匂い発売中だおー
( ^ω^) 勇者メンバーの足形があるおー ( ^ω^) 勇者ピアス作ったおー
( ^ω^) 勇者何でも屋だおー ( ^ω^) 勇者の何かがあるおー
( ^ω^) 勇者っぽい草だおー ( ^ω^) 勇者が蹴ったらしい石売ってるおー
( ^ω^) 勇者人形出来がいいおー ( ^ω^) 勇者が寝てた布団があるおー
( ^ω^) 勇者がいるかもしれないおー ( ^ω^) 勇者って何だろー
ブーン1〜18号。
世界中の勇者ギルドを営業停止にし、コリカコルルカで勇者グッズの販売を始める。
同じ顔が十八人いるということで話題となり、観光名所に。
ここで販売している勇者の自伝が本物であり、
謎の旅人が売りつけてくるというなんとか英雄譚は偽物なので、ご注意を。
- 254 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:46:41 ID:5Jdk7Smo0
-
―――カールモンキー
川д川 こい……こい……
川;д川 あっ……!
「勝ったのは、大がらす!」
川;д川 もぉー!何で外れるのよー!
貞子。
世界を救った勇者パーティの一員として、ますますその名が売れる。
最近のマイブームは占い無しでギャンブルをやること。
川д川 未来なんて訳わかんない方が楽しいからね
- 256 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:49:54 ID:5Jdk7Smo0
-
―――ノーザンエンド
('、`*川 ……さて
('、`*川 暇だし…どっか行くかね
ペニサス。
ノーザンエンドを旅立ったあと、消息不明。
しかしデレいわく、時々会ってお茶をする仲ではあるという。
- 258 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:53:47 ID:5Jdk7Smo0
-
魔界への大穴は塞がれ、障気が漏れることもなくなった。
世界中が魔界への関わりを遮断し、平和な暮らしを手に入れることができた。
だが、それでも、魔界が消えて無くなった訳ではないのだ。
―――魔界
崩れ去った魔王城のあとには、巨大なガレキの山が残った。
しかしどういう訳か、魔王の間だけはそのまま残り、
ガレキの山の上で玉座が天を向いていた。
「ハァ…………ハァ……………」
そこに、ガレキをよじ登って、玉座を目指す者がいた。
- 260 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:56:45 ID:5Jdk7Smo0
-
「まだだ………まだ……終わってない…………」
半身が無くなり、片手片足のみの姿となっているが、
その者はまだ生きていた。
( ;ФωФ) まだだ……!
体を引きずり、とうとう魔王の間までよじ登った。
玉座の後ろ姿が見える。
魔王ロマネスクは、瀕死の体を引きずって玉座を目指した。
( ;ФωФ)(回復に…数十年はかかりそうだが…それでよい。
まだ私にはチャンスがあるということだ)
( ;ФωФ) フハ…フハハハハ…やはり運命だ…いずれ滅びるのだ…全て…!
- 261 :名も無きAAのようです:2012/10/08(月) 23:58:41 ID:5Jdk7Smo0
-
這いずり周り、玉座の前に回る。
( ;ФωФ) ハァ…ハァ……
「おかえりなさい。魔王」
( ;ФωФ) ―――――!?
【+ 】ゞ゚) よく生きていましたね。あの大爆発から
( ;ФωФ) お、オサム……!?お前も生きていたのか!
【+ 】ゞ゚) ええ、まあ
オサムは魔王の玉座に座り、足を組んでいた。
目の前で瀕死の重傷を負っている魔王に目を落としながら、
涼しい顔をしている。
- 264 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:03:43 ID:.63ZNK.o0
-
( ;ФωФ) ふ…ふふふふ…自分だけ逃げたことは不問にしてやる…!
お前の魔力を寄こせ!体を回復させる…!
【+ 】ゞ゚) んー…嫌です
( ;ФωФ) 何っ…!?
【+ 】ゞ゚) もう遊びは終わったんですよ。ロマネスク魔王
( ;ФωФ) 貴様………!!まさか人間の手先だったのか!
【+ 】ゞ゚) いいえ。ただ、あなたの部下でもありませんでした
僕は誰にも属さない。魔族にも、人間にも。ただ、それだけ
( ;ФωФ) お前…何を企んで…
【+ 】ゞ^) だぁーかーらー何も企んでませんって。本当ですよ?
【+ 】ゞ゚) 僕はただ、間近で見ていたかった!
天上にはあり得ないスペクタクルを!悲劇でも喜劇でも構わない
ただ一番よく見える席として、魔王城にいた。それだけです
【+ 】ゞ゚) そして、それが終わった。あなたはもう用済みです
- 266 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:07:17 ID:.63ZNK.o0
-
( ;ФωФ) お…オサム……っ!
【+ 】ゞ゚) 大変素晴らしい劇でした。勇者たちもよく健闘した
彼らには褒美として、傷一つ無い大団円をプレゼントしました
【+ 】ゞ゚) そしてあなたにも
玉座に座ったまま、オサムはロマネスクに手のひらを向けた。
【+ 】ゞ゚) 滅びを、プレゼントします
( ;ФωФ) 待っ……
魔王の制止の声が言い終わるよりも先に、
魔力の閃光がオサムの手から放たれた。
魔王の間が半分いじょう消失するほどの魔力。
至近距離でそれを浴びた魔王は、跡形もなくなった。
真の滅びが、魔王に訪れたのだ。
- 268 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:10:24 ID:.63ZNK.o0
-
【+ 】ゞ゚) さて……
「殺したのか」
【+ 】ゞ゚) ええ。あれがいると邪魔なようなので
(メ._凵j …血も涙も無い男だ
いつの間にか玉座の後ろにいた三月ウサギが、やや呆れた表情で呟く。
【+ 】ゞ゚) それにしても、君も生きていたのは驚きだ
(メ._凵j 私も驚いている。もしかすると…許されたのかもしれん
【+ 】ゞ゚) 誰に?
(メ._凵j さあ…な
- 270 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:12:02 ID:.63ZNK.o0
-
(メ._凵j で、これからお前はどうするのだ
【+ 】ゞ゚) 決まっているじゃないですか
【+ 】ゞ^) もちろん、もっと楽しい遊びを考えるんですよ
(メ._凵j ……ふん。悪くない
棺桶死オサム。三月ウサギ。
その後の彼らの詳細は一切不明である。
- 273 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:15:26 ID:.63ZNK.o0
-
地上があれば、天空がある。
また地上の下に、魔界がある。
光あれば影が生まれる。
また地上の平和が脅かされる時が来るかもしれない。
しかし、
「お父さん、次は何処に行くの?」
「ん……そうだな。ダディ神殿は行ったから…天空の城にでも遊びに行くか」
「見てお母さん!スライム捕まえてきたー!」
「こ、こら!可哀想だから放してきなさい!」
「でも一緒に行きたいって言ってくれてるよー?」
- 275 :名も無きAAのようです:2012/10/09(火) 00:16:41 ID:.63ZNK.o0
-
伝説もまた、受け継がれてゆくのだ――――。
('∀`)勇者30174のようです 終
-
【戻る】