/ ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです 給食の時間 その2
- 494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:21:57.24 ID:WtzAluLy0
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キーンコーンカンコォーン......
4時間目の終わりを告げる鐘が響く。
(´^ω^`)「ふひひ、4時間目も終わり、ちょうど給食の時間」
(´^ω^`)「ぼくちん、お腹ぺこぺこりーん」
川 - )
血がドクドクとプールをつくり
まだ熱を感じさせる、クーの身体。
左腕や、胴体は激しく切りつけてしまったが、マンポゥや顔はまだ綺麗なままだ
ツンとは、違ったプレイが楽しめそうだ、とショボンは舌をペロリ。
(´^ω^`)「ごっはーん♪ごっはーん♪ごごごごっはっーん!」
僅かにクーから漂いだした、死臭がまた、興奮を誘う。
- 495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:24:53.44 ID:WtzAluLy0
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(´^ω^`)「おっひるやすみはウキウキペッティング!
あっちこっちあっちこっち、ちんぽこぉー」
一歩、二歩。
興奮で身を震わせながら、クーの屍に向かうショボン。
その時、鐘が鳴り止み、新たな音がスピーカーから流れ出した。
『――さあさあ、皆さんこんにちはだよっ!
パンデミックでも、戦争があっても、虐殺があっても休まず営業!
みんなの昼休憩のお楽しみ放送部の放送だよ!』
(´^ω^`)『おや、この声はみんなのアイドルつーちゃんじゃないですか』
- 497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:30:01.04 ID:WtzAluLy0
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(´^ω^`)「おや、この声はみんなのアイドルつーちゃんじゃないですか」
ルックス良し、ノリ良し、愛想よし。
三拍子揃ったラジオスターつー、このVIP校で知らぬものはいないほど。
何度、オナニーのおかずとしたか、
ショボンは100まで数えたところで数え切れぬと判断し、思考を中断。
『今日もみんなのお相手は、もちもちもっちりつーおねーちゃんだぞー』
(´^ω^`)「ふひ、ふっひひひっひwwwラジオじゃなくて夜のお相手もたのみたいナーwwww
なんつってwqwwwふひゃwふひゃwwwwwww」
もりもりもり......
クーから漂う死臭と、つーの声により、さらに肥大化するショボンのマイサン
つーの声がかわいいからか?
- 500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:36:18.85 ID:WtzAluLy0
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いや、違う――
(´^ω^`)『こんな時でも放送するなんて、かっわいいやつだなぁw』
『え?寒いって?うるさいよ!文句言うならあんたがもっと面白い事いいなよっ!』
『そだね〜〜』
『お別れの、挨拶でもしよっか』『〜〜〜......』
スピーカーから、流れる声。
一聴して、それはいつもと変わらぬつーの声だ。
(´^ω^`)『おいおいwwwなんでこいつこんな状況でラジオしてんだよwwww』
しかし。
『あたs―――』 『......ブォフォ』
しかし、幾人をその手にかけ
死ぬ様を見取った、死神ショボンは気づいていた。
(´^ω^`)『こいつwww死にかけてるクセにラジオなんてしてるよww
なんで?wwwばかなの?w死ぬの?あ、いや。死ぬかwwww死んじゃうかwww』
その明るい声の端から漏れている僅かな死臭。
- 508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:43:41.94 ID:WtzAluLy0
-
(´^ω^`)「まじで意味不wwwぼくちゃん思わずぼっきしちゃうwwww」
もりもりもり...
その死をガマンする健気な声に、
ショボンは興奮を隠せずに股間を奮い立たせた。
『じゃあ、名残惜しいけど、―――――それでは、聞いちゃってください!
おねーさんからきみたちに送るラストナンバー! the band apart で‘ STEP UP ’―』
___∧,、____ ブツン
そして、ラジオが終わる。
(´;ω;`)「なんかこいつラストナンバー送っちゃたよwwww誰に送ってんだよww
ぼく?wぼくになの?wwwwうはwwwおkwwwうけとったよwwww
なんかwwww涙でてきたwwwwww」
- 509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:44:53.97 ID:WtzAluLy0
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笑い転げ、溢れてきた涙を拭う。
(´;ω;`)「ぁー、おかし、理由はワカんないけど
死にかけて、尚、元気に振る舞いラジオするつーちゃんかわいいなあw
何がしたいか意味がわかんないけどwドMなのかなwおれと相性よさそうだ」
今のは生放送だよな。ショボンは思考する。
きっとそうだ、なら、今放送室に行けば、死にかけ、若しくは死にたてのつーがいるはずだ。
(´^ω^`)「ヒュー......」
(´^ω^`)「よりどりみどりだぜ!!」
余りの興奮。
ピクピクと絶えず震えるショボンの股間は、50センチにまで達しようとしていた。
- 515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 11:50:18.85 ID:WtzAluLy0
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川 - )
(´^ω^`)「おっと、浮気する訳じゃないからね?クーにゃん安心して」
死臭の濃くなってきたクーの死体を一瞥するショボン。
(´^ω^`)「まったく、プレイボーイは困るぜ...」
つーも捨てがたいが、苦
労して仕留めたクーの身体も、勿論魅力的だ。
(´^ω^`)(クーを犯して、それから放送室に向かうか?
......いやいや、それではつーちゃんの鮮度がおちちゃう、クーの身体もゆっくり堪能できないし)
(´^ω^`)(なら先に放送室に出向き、それから――
いや、それでもだめだ、クーにゃんもさっさと食べてあげなきゃ、かわいそうだもん)
(´^ω^`)「うーん、どうするべきか」
顎に手をそえ、一考。
その時、ショボンに天啓きたる――
- 519 名前:ていせい:2009/05/23(土) 11:56:18.47 ID:WtzAluLy0
-
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \ 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
(´^ω^`) < そうだ!クーにゃんを放送室に抱えていって >
ノヽノヽ < 放送室で、つーとクーにゃん相手に3Pすればいいんだ >
くく YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
まさに、革新的発想。
ざわざわ....ショボンの脳内に、電撃走る。
(´^ω^`)(3P...嗚呼、なんと素晴らしき響き...)
ググググ...ショボンのマイサンが60センチに達す。
(´^ω^`)(マリオやルイージですら、2Pなのに――)
ググググ...70センチに。
(´^ω^`)(僕は、童貞を卒業したその日に
マリオやルイージすら、到達していない領域に往くというのか――)
ググググ..80センチに。
- 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:00:05.62 ID:WtzAluLy0
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しかも、相手は高貴なる生徒会長と、
学園のアイドル、ラジオスターつーである。
(´^ω^`)(父さん......ぼくは今、三段飛びでオトナの階段を昇っています)
(´^ω^`)「ありがとぅううう!!!生まれてきた事に感謝!」
(´^ω^`)「大乱交スマッシュブラザーズやぁああ!!
わしの股間のカービィはなんでも喰らいつくすでえwww」
余りの歓喜に、関西弁となる。
ググググ...90センチに。
そして――
(´゚ω゚`)「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
ショボンの股間が1メートルを越えたとき、
ショボンは人をやめたのである。
- 525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:02:13.89 ID:WtzAluLy0
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川 ゚ -゚) “―――――・・・……”
その光景を、クーは天から見つめていた。
川 - )
(´゚ω゚`)「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
川 ゚ -゚) “・・……”
沈黙する、己の亡骸と、咆哮するショボンを見比べる。
- 529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:05:23.71 ID:WtzAluLy0
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“私は、あんな奴に殺されたと云うのか―――”
川 ゚ -゚) “くそ......”
声にならぬ声。
格闘に関してはナカナカの奴だが、人としてあいつは最低だ。
あんなゲスに、王たる私が負けたとは...悔。
川 ゚ -゚) “見ているしかないというのか、この身では”
霊体。
下界には干渉できぬ身。
できることと、いえば、ただ見守るのみ。
- 531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:08:52.80 ID:WtzAluLy0
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川 ゚ -゚) “そうだ......”
思いつく。
マンガなどで見たことがあった。
幽体離脱、魂状態で己の肉体と再び重なる事で
生き返るという、シーンを。
川 ゚ -゚) “それだ.!.”
そうだ、ジョセフだってDIOに血を吸われて、魂が身体から離れたにも関らず
輸血したら、生き返ったじゃないか
あんなエロジジイにできて、私に出来ぬはずがない。
生き返ろうと、自分の身体に向かおうとするが
川;゚ -゚) “くっ......”
それは、叶わない。
- 533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:11:28.29 ID:WtzAluLy0
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川;゚ -゚) “くっ......”
天から、重力のような偉大な力を感じる。
これ以上、下界に近づけそうにない。
今、成仏せず、上空に漂い
下界を眺めつつ、この場にいることが既に奇跡なのだ。
川;‐ -‐) “だめなのか―――”
漆黒という名の絶望。
ただただ、元わが身をあの変態に蹂躙されるのを見守るしかないというのか。
- 538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:15:18.37 ID:WtzAluLy0
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川 - ) ピク...
川 ゚ -゚) “ん?”
その時、気付く。
我が亡骸が、ピクりと微動した事に。
川 ゚ -゚) “気のせいか、いや――”
川 - )) ブル...ブルブル....
その動きは、更に激しくなる。
川 ゚ -゚) “魂である私が此処にいるのに、動くだと――”
(´゚ω゚`)「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
其れに、叫ぶショボンは気付かない。
- 540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:17:23.70 ID:WtzAluLy0
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川 ゚ -゚) “何故だ、何故―――”
わが身のことながら、疑問に感じ。
思考に耽る――――
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思い当たる、節はあった。
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- 542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:20:26.29 ID:WtzAluLy0
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川 ゚ -゚)
生徒会、会長の身でありながら、
私は唯一人異能の力を持っていなかった。
自分より弱い身である、他メンバー
ドクオですら、異能の力を持っているというのに
其れに、微かな劣等感を抱いていた。
“異能の力を扱えずとも、私は最強なのだからいいではないか”
そう自分に言い聞かせ、劣等感を押さえつけてきた。
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- 544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:22:52.60 ID:WtzAluLy0
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だが、珠に抑えが効かぬ時もあった。
あの時も、そう
川 ゚ -゚)「‘遺憾の意’をな」
荒巻と戦えぬとわかっているわかっている
メンバーに対し発動した“遺憾の意”
あの時は戯れで出した、と云っていたが
それはウソだった。
異能の力を持つ他メンバーに対する、あてつけのようなものだ
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- 547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:28:03.84 ID:WtzAluLy0
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あの時も、だ。
川 ゚ -゚)「ペニサス、お前も頼んだぞ?」
もし、ショボンから影響を受けた異形の者が現れれば
生徒会の他メンバーでは、抗えないのはわかっていた。
それでも、尚、命を出した。
私は、嫉妬していたのだ。
特に、私を異常に慕うペニサスに対し。
“最強であるべき、私が持ち得ない能力をもちやがって――”
そんな思考をしてはダメだ、
メンバーは他意なく私を慕ってくれているというのに抑えなければ
一方で、思いながらも押さえ切れない、感情。
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- 550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:31:43.61 ID:WtzAluLy0
-
川 ‐ -‐) “おそらく、あれは其れなのだろう―――”
わが身に巣くっていた、恐ろしいまでの最強への拘り。
嫉妬心。
川 - ))) ブルブルブルブル...
川 ‐ -‐) “ならば得心、あれは私であって私でない”
川 ‐ -‐) “私と云う魂が抜けても、動けるのは至極、当然”
むしろ―――
川 ゚ -゚) “私という鎖がなくなった事で、より活発となるか”
- 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:36:30.60 ID:WtzAluLy0
-
そうだと、云うのなら
川 ゚ -゚) “私は、消えよう”
゚ -゚) “皇たる、私に相応しくない私をみたくないからな”
-゚) “さよならだ”
:∴ ――もう一人の醜くて、強き私――
クーが自らの意思で、天に召されたと同時だった。
(´゚ω゚`)「?」
::川 - ))):: ブル...ブルブル.!!!
下界で、ショボンがクーの亡骸の異変を察知したのは。
- 554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:41:39.32 ID:WtzAluLy0
-
(´゚ω゚`)「おいおい、どう云う事だこりゃ?」
(´゚ω゚`)「ポルターガイスト的な感じ?幽霊トラブル?」
おかしい、死臭は確かにする。
それどころか、こうして驚いている間にも
死臭は濃くなってきてると云うのに。
::ノハ - ))):: ブルブル.!!!
痙攣しながら、クーの屍がその身を起こす。
髪は、かつての艶と漆黒で美しかった真っ直ぐな無くし。
燃えるような、紅に染まり。
更に、逆立ち、まるで、頭に焔を灯しているような。
(´゚ω゚`)「おいおい.、こりゃあ一体......アッ」
死神である、ショボン故に、つーの時と同じ。
この、濃くなっていく死臭は、クーから発せられているものではない。
――――己から、発せられている臭いなのだ。
- 562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:46:28.59 ID:WtzAluLy0
-
::ノハ - ))):: ブルブル.!!!
ん......なんだ......
視界ややけにボヤけて......
――――でも、気分は何故か爽快だ。
いつも、邪魔をする理知的な私
私、いや、あたしはいないからだろうか。
とっても、健やかだ。
何をしてたっけ。
血があったかいや。
たしか―― とっても強い変態と戦っていて――
嗚呼、そうだ――
だめだ、このままじゃ負けちゃう......
だめだ、負けたら“最強”じゃなくなっちゃう
ころさないと、コロサレルマエニ、コロサナイト......
そして、あたしは目を見開いた。
- 566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:49:00.54 ID:WtzAluLy0
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ノパ听) 「うおォォオォオオオオ!!!!!!」
きりきりきりきりきりきりきりきり。
鋭い痛みが頭に一瞬走り、そして、すべてを得る。
主導権。
故に、覚醒す。
―――――いつもは“クー”に抑えられていた、悪魔の力に。
- 570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:52:10.29 ID:WtzAluLy0
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(´゚ω゚`)「.............」
ショボンは、その光景を見て、言葉を失った。
(´゚ω゚`)「美しい...そして、素晴らしい――」
ノパ听) ユラリ
死に掛けていても、尚その目の前の者が纏う焔のようなオーラ
“闘”
明らかに、その為だけに生きている。
存在。
ショボンはそれを目にし、見惚れ、または畏怖を覚え
身動きをとれなかった。
- 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:54:43.08 ID:WtzAluLy0
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ノパ听)「嗚呼ァァァア!!!」
目の前にいるあいつは、何故か闘おうとしない。
でも、そんな事で手を緩めちゃいけないよね。
だって、あたしが最強なんだもん。
あたしに勝つなんて、ありえちゃいけないんだもん。
飛ばされた、左腕を見る。
嗚呼......この変態は悪い変態だ。
あたしの最強の左腕を飛ばすだなんて...
ノパ听)「―――コロサナクチャ
―――コロサナクチャ ―――なんてイケナイヨネェ?ネェ?なぁあああ!!!??」
イケナイ、子だ。
- 577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 12:59:40.93 ID:WtzAluLy0
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ノパ听)「塵芥の如く、矮小な存在であるお前がぇぇえええ―――」
あぁ、気分が爽やかだ
縛られず、闘える事が、こんなに気持ちいいだなんて――
ノハ )メキ...メキ...「う...がぁあ!!!」
さぁ――― もう遠慮はイラナイ、枷は無い―――
我が目前にあるのは、最強への道のみ―
今こそ箍を外そう―――
犬歯をむき出しにし、凄まじい殺気を放つ其れをみて
ショボンは
(´゚ω゚`)「あ、ああ、あああああああァァァ!!」
ドピュドピュュウウ......
夥しい量の精を、その場で放っていた。
- 579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 13:03:34.47 ID:WtzAluLy0
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ノハ ) シュ――
クーは、瞬時にショボンの横に移動する。
そして、爪による一閃。
ショボンの、マイサンが消し飛んだ。
肌を剥き出した、艶かしい上半身を、
自身の血と、そしてショボンの血に染めて、怖気が振るう程の色気を放つ。
痛みさえ、恐怖さえ忘れてショボンが思わず見惚れる程の妖艶さ。
透ける様に白い肌にコントラストを刻む返り血の赤を浴びたその姿。
まさに“闘”の化身
(´゚ω゚`)「あ...あぁ...」
そしてショボンは口を開き、懇願する。
- 583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 13:10:28.13 ID:WtzAluLy0
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(´;ω;`)「御願いだぁあ!!!僕を殺してくれええ!!!
君の手で!君の足で!君の爪で!君の顎で!君の口で!
メチャクチャにしてくれ!!痛みをくれ!!恐怖をくれ!!!死をくれ!!
そして、死んだ僕の体を犯してくれ!たっぷりと!
食べてくれるのもいい!!嗚呼、もうガマンならない
殺してくれ!!!!さああ!!!早く!!!!!!」
―――ヒュ
懇願すると同時にショボンは聞いた。
ブチィ、なにかが、千切れる音を
そして、同時に視界に入った、首のない、死体が
(´;ω;`)「ああ、あ゛あ゛あ゛あ゛」
ショボンは瞬時に悟った
(´;ω;`)「――あれは、ぼくの身体」
つまり、この首は身体からもがれて
彼女の手の中にいる。
- 584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 13:13:44.35 ID:WtzAluLy0
-
初めて感じた、被虐な快感。
それは、いままで行っていた、奪う側の快感より大きくて。
(´;ω;`)(嗚呼、僕はSじゃなくて、Mだったんだ、それもとびっきりの――)
“彼女”の手から離れ、落下するショボンの生首。
(´ ω `)(死ぬ前に、知れてよかったな――いままで損してたかも)
こつん、生首は地面へと落ちて。
(´^ω^`)「キミに、出会えてよかったよ」
――有難う、空気が響き、笑顔のまま、ショボンは絶命した。
- 587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/23(土) 13:16:52.67 ID:WtzAluLy0
-
ノパ听) グシュ
ショボンの最期の言葉など気にせず。
落とした生首を、踏み潰す。
ビルの屋上から落っことしたトマトのように、ソレはつぶれた。
同時、にグラリと首から上を失った、ショボンの身体が地に伏せる。
ノパ听)
開放された事と、殺しの悦楽を同時に知った彼女は。
最早、クーであった頃の面影など、なく。
ただただ、最強へと進む道を歩み出した。
彼女は歩く、歩く、歩く。
自ら、戦地に
荒巻のいる、一年塔に――――
-
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