/ ,' 3 「皆さんが静かになるまで5分かかりました」のようです 三時間目
776 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 09:51:23.11 ID:bwl69lhe0
   
/ V 3「……なんじゃお前」

 不機嫌そうに声の主を振り返る荒巻。
 
/ V 3「今いいとこなんじゃ……邪魔をするでない」
 
 ハエを払うかのように、手をシッシッと振る。


(#'A`) 「いいとこか濡れ場かしんねーけどよ…」

(#゚A゚) 「んなことどうだっていいだろうが!!!おれだ!おれがきたんだぞ!!」


( ゚∀゚)「……」

( ゚∀゚)「そうだ、テメーの出る幕じゃねェよ、場違いだ、消えな」

 不機嫌そうドクオを見やるジョルジュ。
 対するドクオは身じろぎもせず更に言い放つ。

                   ・ ・ ・
(#'A`)「おれは荒巻と戦うんだ、おれが荒巻と闘うんだ !
    邪魔するならてめえも殺してやろうかこらァ!? 」

( ゚∀゚)「ほう?」

 憤怒。
 ジョルジュの表情がビキィと音が聞こえそうなほど歪んだ。




777 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 09:52:19.62 ID:bwl69lhe0
       







( ゚∀゚)ギンッ





/ V 3ギンッ




(#゚A゚)ギンッ!!




778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 09:56:27.93 ID:bwl69lhe0

 一触即発。
 状況は変わらない。
 
 ただ殺意の対象が変わっただけだ。互いから命知らずの馬鹿に。
 しかし、次の瞬間ジョルジュの口から発せられたのは驚くべき一言だった。


( ゚∀゚)「……」

( ゚∀゚)「ま、つー訳だ、先相手してやれよ、荒巻」
 

/ V 3「!」

 つい今しがた見せていた、悪鬼のような顔が嘘のように穏やかになっている。
 ジョルジュは虎砲の構えを解き、荒巻に背を向け壁際へと下がった。


/ V 3「……解せんな、いいとこじゃったのに…」

 意外な反応。
 ジョルジュ本人ですら自分の言動に驚きを隠せないだろう。


( ゚∀゚)(あんなうんこクセーニートに、なぜおれが道を譲――)

 だがなんとなく、心情ではワカりかけていた。

 ――――興味だ。




780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 09:59:34.91 ID:bwl69lhe0
     


 この極限の場に現れたうんこ臭い謎の男。
 
 この場に現れるのはよほどのバカか兵であろう。
 どうみても、先に現れたうんこ臭いのは前者なのだが。


( ゚∀゚)(もしかしたら、な)



(#'A`)「よっしゃああああああ!!」



 少なからず興味を抱いてしまった。
 あの奇天烈な男に。

 もし、斯様な男に武の可能性があるというのなら、それを確かめたいのだ。


 単純に、そう思った。
 そして、なにより


( ゚∀゚)(あの男が名乗った‘生徒会’の名――)




783 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:05:57.71 ID:bwl69lhe0
      

( ゚∀゚)(かつて聞かされた事がある)

( ゚∀゚)(ギコの口から、あの名を)


 そう、ギコが言っていた。
 入学式の日ここVIP小学校でテッペンを取る際
 おそらく、尤も障害となるであろう存在の名。


( ゚∀゚)「‘生徒会’か――」


 各々が異能の力を操り、
 超A級の戦闘力を持つといわれている、VIP小学校最大最強の組織。


( ゚∀゚)「御伽噺とばかり思ってたンだがな」


 しかし、実際あそこに佇む、あの隻腕の男。

(‘_L’)

( ゚∀゚)(……かなり強ェ、あいつと共にきたあいつなら、本当に生徒会かもしんねェな)




786 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:09:25.02 ID:bwl69lhe0
        




(#'A`)「よっしゃよっしゃあああ」


 目の前の男からは、力強さを感じない。
 だがやはり、なにかをしでかしそうな期待感だけは溢れていた。


 
( ゚∀゚)(もし、本当にそうならよ――)


( ゚∀゚)「見せてくれよ、生徒会の力ってやつを」




(#'A`)「おらああああいくぞぉおおおお」


 ドクオの咆哮にチャイムが重なり。
 キーンコーンカンコーンと3時間目の始まりと、戦いの始まりを同時に告げた。




793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:18:07.65 ID:bwl69lhe0
         


 ザッザッザッ......

 歩く。

 

 ザッザッザッ......

 この地獄絵図を、ひたすらに歩く。歩く。



 血を吸った地面と言うのは、意外と歩きにくいものだ。
 靴底に粘着性を持った血を含んでいる土がへばりつき、中々離れてくれないのだ。

 
 へばりつき、払い落とし、またへばりつき、また払い落とし...


 鉄の匂いと、内腑のなんともいえない臭いが充満している。
 まだ、この空間に散らばる死体が新しいのが、救いか。

 1日もすれば、今ある臭いに加え、なんとも言えない人独特の死臭が加わるだろうから。




795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:20:50.49 ID:bwl69lhe0
      

 ザッザッザッ......

 歩く。

 

 ザッザッザッ......

 この校庭と言う名の地獄絵図を、ひたすらに歩く。歩く。



 ザッザッザッ......

 ある人間を探す為に。
 歩き、死体を持ち上げ、顔を確認し、また捨て、新たな死体を漁り。


 そうし始めて、
 2時間近く。


(´・ω・`)「居た」


 ついに、目的の物が見つかった。




800 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:25:15.91 ID:bwl69lhe0
        




(  ω )っξ。A。ξ


 目標は二人一辺に見つかった。

 男が女に被さり、手を翳すような格好で、寄り添いあっている。
 刀も、ブーンの近くにあった。
 誰かと切りあったのか、刀にはブーンのものでないであろう血が大量に付着していた。



(´・ω・`)「……ブーン、ツン」




 二人仲良く、死んでいた。

 ブーンは弟、ツンは幼馴染であった。




803 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:32:13.31 ID:bwl69lhe0
   

 弟のブーンは内藤家の跡取りであった。

 本来なら長兄の自分が跡取りとなるはずだったのが
 とある理由で弟に任せ、自分を影役を買って出た。

 跡取りを護り、補佐すべく、存在する影。



 それなのに、自分は体調が悪いから、と保健室で寝ていたせいで、護れなかった。

 ツンも同じ、内藤家と縁の深い名家津出家の娘。
 ブーンの許婚である。

 どちらも、己の護るべき対象だった。

 

(´・ω・`)(………)

(  ω )っξ。A。ξ



 死しても尚、仲睦まじそうに体を寄り添う二人を見て

 ショボンは――




806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:35:39.40 ID:bwl69lhe0
          



(´^ω^`)「............フヒ」


(´^ω^`)「フヒヒ、フヒヒヒヒヒ!ウヒ!」

(´゚ω゚`)「アハハハハアハ!!!ざまぁwwwwwwwww」

(´゚ω゚`)「プギャーwww口から内臓とびでてやがるwwww
     汚い顔してんだろ?死んでるんだぜこいつ?www」


(´;ω;`)「ざまぁwwwwww」
m9っ



 校庭に散らばる、崩れ落ちた夥多の肉塊の中で、
 ショボンだけが大声を上げて嗤っていた。




811 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:40:14.98 ID:bwl69lhe0
       

(´;ω;`)「ぁー、やべ笑いすぎて涙とめんねーわ」


(  ω )っξ。A。ξ



(´;ω;`)「なに?こいつら?なんで寄り添って死んでんの?w」

(´;ω;`)「これがあたしたちのリアル!スピリチュアルセックス!ってか(笑)」


(´;ω;`)「ぁー、腹いてー、まじで死んでるなんてよ」


(´・ω・`)「まあ、仕方ねーよな、うんこりゃ不可抗力だ」




814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:44:34.44 ID:bwl69lhe0
       

 ――――こいつらの事が、ずっと嫌いだった。





 ブーンより、自分の方が腕が立ち、イケメンだし、なにより兄なのに
 何故ブーンが跡取りで自分が跡取りになれないか、
 疑問に思い父に問いただしたことがある。

 答えは簡単、かつ簡潔だった。


「お前は、養子だから」


 中々子供が出来る気配のない母親を気遣って、
 もしもの時の為に養子にとったのがおれらしかった。

 ただ、あくまで‘もしも’のときの非常用、代用品。


 実子が生まれれば、当然弟でもそいつに家を継がせる。
 名家とは、なにより血が大事だからだ。




816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:48:31.95 ID:bwl69lhe0
    


(´・ω・`)「……んでまあ、ブーンが生まれたからおれはポイッね」


(´・ω・`)「実にワカりやすい、嫌いじゃねーなあ」


 そして強要された、影役。



(´・ω・`)「……ま、いつかブーンの事はぶっ殺して、家を頂こうとは思っていたが」

(´・ω・`)「死んでくれるのはいいんだが、今回のケースはまずいな」


(´・ω・`)「護り役のおれが保健室でサボってるあいだに、なんか殺されちゃいました(笑)」


(´・ω・`)「じゃ、おれが父上さまにころされちまうよ、どうするかな、うーん」


 顎に手をあて、うんうんと考える。




818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:52:25.00 ID:bwl69lhe0
      


(´‐ω‐`)「うーん、せっかくブーンのカスが死んだんだ」

(´‐ω‐`)「これを利用して、おれが跡取りになれる妙案ねぇかな、あそこの家の財産は涎がでる……」


(´・ω・`)「そうだ」

(´・ω・`)「ブーンを殺した奴の首をもっていきゃ、許してくれるかな」


(´;ω;`)「父上!!私の不手際で死なせてしまった弟のブーンの仇!!しかと取って参りました!!」



(´・ω・`)「みたいな」


(´^ω^`)「やべぇwwwおれ超演技派wwwこれはヌケるwwwww」




820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:56:00.25 ID:bwl69lhe0
        

(´・ω・`)「そうと決まれば仇の首を…」


(´・ω・`)「おっと、ブーンの刀だけ回収しておくか」

(´・ω・`)「なんか代々伝わる名刀らしいしな」


(´・ω・`)「まったく……武家の生まれの癖に死ぬ時に手に刀を持たず女の手をもつだなんて
      ほんと下半身厨だな、こいつは」


  いいながら、を回収しようとしたとき、目が行った。


(´・ω・`)「……」

(  ω )っξ。A。ξ


      ξ。A。ξ


 ツンの死体。




825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 10:59:21.05 ID:bwl69lhe0
      

(´・ω・`)「……まったく勿体ねえよな、こんないい女がよ」

(´・ω・`)「ブーンみたいな豚の許嫁にされた挙句、こんなとこで死ぬなんてよ」

(´・ω・`)「あーあ、いつかブぶち犯してやろうと思ったのに、これじゃ……」



  しかし、いいながらも、目が離せない。


(´・ω・`)「……」


(  ω )っξ。A。ξ


      ξ。A。ξ


 ツンの死体。
 紅く血でそまり、白い骨が顔をみせ、
 それがなんともいえない艶やかな空気を作り出し……


(*´・ω・`)ゴクリ

 気付くとショボンは、ギンギンに勃起していた。




833 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:05:32.94 ID:bwl69lhe0
   
(*´・ω・`)「凄く…綺麗だよ……ツン……」


 明澄さを宿していたあの目が死んだ魚のような目になって
 鈍い光を放ちながら艶かしく、こっちを見ている。

   ξ。A。ξ

 一歩、また一歩彼が近づくにつれ、
 鼻腔をくすぐるようなナントモ云えない死臭が鼻を突く

   ξ。A。ξ

 彼女のボロボロに崩れた体
 血を滲ませ、内臓が穴という穴から流れ出てる様。


   ξ 。 A 。 ξ

 全てが


   ξ 。 A 。 ξ


 全てが、おれをクラクラさせる。


(*´゚ω゚`)「ああああ、もう辛抱たまらん!!!」




843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:11:26.52 ID:bwl69lhe0
(*´゚ω゚`)「大丈夫!さきっぽだけ!!さきっぽだけだから!!
 ツンに寄りかかるブーンの体、手を押しのけ、
 ショボンは服を脱ぎ、ツンの体に覆いかぶさった。


   ξ 。 A 。 ξ


 彼女のあそこは、体と同じく腐った血で溢れてい、
 愛撫の必要なく、ショボンを受け入れてくれた。


(*´゚ω゚`)「あぁあああ初めてなのに死姦だなんて!僕感じちゃいます!!」

 脱童貞の嬉しさでショボンの大きな目が涙で濡れる。
 童貞ゆえのアウトボクシングをみせつけたあと、ツンの体を激しく殴りつけながら、


 一抹の翳りも見せず勃起し続けるイチモツを彼女自身に突きつけた。

  ξ   A 。                           ξ

 ショボンの暴力といえる愛撫を受け、崩壊するツンの屍。
 それを見てショボンは
  
(*´^ω^`)「ゴートゥヘブン!」


 最高に興奮し、息子を挿入し始めた。




845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:12:19.08 ID:bwl69lhe0
     




 そして、ツンの体に入り腰を入れ……



 突いた突いた突いたはじめてだったのか血が出た突いた突いた突いた突いた突いた
 リズム良く突いた突いた突いた突いた締め付けてくる突いた突いた突いた大きな両目から涙が溢れ出す突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた締め付けがキツくなる突いた突いた突いた突いたもう限界だついた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた精を放つ突いた突いた突いた突いた突いた突いたトテモ熱い突いた突いた突いた
突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた




853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:16:33.90 ID:bwl69lhe0
      

 キーンコォーンカーンコォーン......


 事が終わったのは3時間目の始業をしらせるベルが鳴り響いた頃であった。    


(*´^ω^`)「ふう、いい仕事した」



     A;:;:∵            ξ



 行為が終わった後のツンの姿は、
 元々荒巻に破壊されていたとは言え無残の一言であった。


(;´^ω^`)「ありゃりゃ、ちょっとやりすぎたかな、後半頭とかいれてたし…」


(*´・ω・`)「まあ、いっか荒巻にやられたってことにしよう、そうしよう」


 すごく、爽やかな気分だ。




865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:23:44.85 ID:bwl69lhe0
   

(*´・ω・`)「生き残ってるやつがいれば、
      そいつも殺して新巻のせいにすればいいんだし」

 
 そうだ、ここじゃ好きな殺しをしても、荒巻の所為にできる。
 殺しだけじゃない、女の生き残りがいればツンのように死姦もできる、かもしれない。


(*´^ω^`)「くふふふ!すっげぇ!
      DOKKAN DOKKAN ツイてる! DOKKAN DOKKAN パラダイス!って感じじゃねーか」


 笑みが止まらない。


(  ω )っ「……」

 笑っていると、ふと、ブーンの死体がこちらを見ているような気がした


(*´・ω・`)「いえーい、ブーンちゃんみてたー?」

(*´・ω・`)b 「お前の女、なかなか言い具合だったぜ!」


(´・ω・`)「ま、もうつかいもんになんねーだろうけどさ…」




869 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:28:06.90 ID:bwl69lhe0
       

(´・ω・`)「表面上はさあ、
      仲良い兄弟演じてやってたから、お前すごい勘違いしてたよなー?」

(  ω )っ


(´・ω・`)「アニキィ!アニキ!って」

(´;ω;`)「ばっかじゃねーのwwwww」

(´;ω;`)「おれはおまえみたいなトロくせーデブだいっきらいだったっていうのによwwww」


(´・ω・`)「ま、お前の女も頂いたし、財産も頂くからよ」


 言いながら、ブーンの傍らにある刀を抜き取る
 そして


(´・ω・`)「安らかにしんどけや」

 ――― 一線。


 ブーンの体は、細切れとなった。




872 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:30:19.28 ID:bwl69lhe0
       

 ザッザッザッ......

 歩く。

 

 ザッザッザッ......

 歩く、目標は見つかった。
 他に生き残りがいるか、荒巻がどこにいるかはわかんねー
 
 しかし次の目標を探す為。


(´^ω^`)
 
 顔に満面の笑みを貼り付け
 手に宝刀‘ナイトウ’を持ち

 歩く歩く。





   




876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 11:33:36.39 ID:bwl69lhe0
         

 校庭にあった、
 手を翳すような格好で、寄り添いあっていた二体の死体は



    ;:;:∵A;:;:∵            ξ



 男の手により、バラバラとなり、影も形も無くなった。


 キーンコォーンカンコォーン......

 そんなことは露知らず、鳴り響く三時間目の始まりを告げるチャイム。




 ショボンという男の登場で更に加速する衝撃
 VIP小学校の三時間目が、いままさに始まろうとしていた。




900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:14:04.98 ID:bwl69lhe0
     


/ V 3「......よかろう、ジョルジュがそこまで言うならよかろう」

/ V 3「先に相手をしてやる」「ただ」

/ V 3「熱中していた玩具を取り上げられたわしの機嫌はいまハンパ無く悪いぞ?」


(#'A`)「応ッッ!かかってこいや!!」

 魔人、荒巻の威嚇に、しり込みせず、ドクオは怒声を返した。


( ゚∀゚)(.........)

 壁に背をつき、そのボロボロの右腕を押さえながら、
 ふぅ、と溜息をつき、ジョルジュはドクオに視線を定める。

 闘いから抜け、頭が冷静になったせいか、いまさらながら傷がズキズキと痛んだ。


(‘_L’)「――確かめたい、ですか?」

( ゚∀゚)「……」

 いつの間にか、先ほどの隻腕の男が近くに立っていた。
 問いかけに、肯定の意の無言を返す。




901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:15:42.43 ID:bwl69lhe0
    

 そう、おれは知りたかったのだ。
 あれほど、ギコが警戒していた‘生徒会’の力を。
 
 ドクオという存在の謎を――――。


 しかし同時に違和感も覚えていた。
 こいつの、この無意味に好戦的な態度は、なんだ?

 おれのように、親友を殺されたのか?
 それとも荒巻のように単なる戦闘狂なのだろうか?

 否、そういう風には見えない。


 なにが、この男をそれほどかきたてるのか?
 

( ‐∀‐)(まァ、それも含めてこの闘いで見定めるまで―――)


( ゚∀゚)「せっかく激熱の見せ場譲ってやったんだ、いいとこみせろようんこ」


 言葉が風と化し、教室内を駆け巡った。




902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:17:22.72 ID:bwl69lhe0
    

(#'A`)「よっしゃー!戦闘開始だ!かかってこいや!!」


 か細い腕でファイティングポーズをとるドクオ。
 しかし、荒巻は構えない。


/ V 3「お前からこい......正直、お主を見てもワクワクせんわ」


(#'A`)「ならば―――」


    ハ,,ハ    
⊂=(#'A`)==っ  ハァァァ!!!
   (_⌒ヽ
    ,)ノ `J  
  

 ズボリッ、ドクオの手が足と同じように肥大化する。


    ハ,,ハ    
⊂=(#'A`)==っ  「食らうか!我が奥義!!」
   (_⌒ヽ
    ,)ノ `J  




911 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:24:09.13 ID:bwl69lhe0
     


(;゚∀゚)「な、なんだありゃ!」

 ドクオの言葉と共に、膨れた手を見ておれは驚きの声をだした。



(‘_L’)「あれがドクオさんの力です」

(‘_L’)「我々生徒会に属する人間、1人1つ持っている異能の力」

(‘_L’)「その中でドクオさん専用の力」

(‘_L’)「‘筋肉操作’……」

(‘_L’)「扱いづらいらしく、能力を発動しても逆に筋肉が衰え」

(‘_L’)「チワワ以下のマッスル度になることもしばしばあるようですが
    今日のドクオさんは調子よさそうですね、手足だけでいうなら、おそらく魔人荒巻と同等の筋力を――」

(;゚∀゚)「いや、でも手足だけマッチョで胴体やら首貧相なままっておかしくね?AAの状態でもキモいって!」


(‘_L’)「さあ...その辺はまだ未完成らしくて、
    それにキモいドクオさんの専売特許なんですし、いいじゃないですか」

(;゚∀゚)(いいのかよ……)




916 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:28:32.71 ID:bwl69lhe0
  

 ――――オラァ!!!


 ドスンッッ!!!



(;゚∀゚)「!」(‘_L’)


 話している間に、打ち合いが始まっていたらしい。
 拳と拳がぶつかる音が、教室に響いた。


 獣臭を孕んだ風が吹き抜けていく――
 その風に混じって、細い血が一滴…二滴…と地面に落ちた。


(#'A`)「強えなぁ、やっぱり……」

 薄く裂けた左頬を軽く指先でぬぐいながら、ドクオが呟く。


/ V 3「……」

 荒巻は予想以上の力をもつうんこを目の前に
 答えずに、動きをとめていた。 ドクオの拳がかすったのか、右頬から、血が流れ出ている。
 開始後、初弾からの打ち合いが終了した直後である。




923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:35:30.43 ID:bwl69lhe0
     


/ V 3「……」

 荒巻は無言のまま拳を掲げ、雄大に構えた。
 先ほど、ジョルジュに襲い掛かった構えとは、また違う構え。

≡=#'A`)シュン

 どっしり構える荒巻を見て、ドクオが間合いを詰めた。


( ゚∀゚)(―――うまい)

 このうんこ、臭いだけじゃない、動くぞ……!
 ジョルジュがそう思い出した時のことである。


 気配や血の匂いで居場所をある程度判断つくといっても
 相手は盲目の男、間合いでかき乱すのが、正であろう。




≡=#'A`)==っ ピタッ

 ドクオが、荒巻の間合いに入る寸前、ドクオの右手が動いていた。

 流水のように滑らかで優雅で、意表をつく動きだった。




927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:40:32.20 ID:bwl69lhe0
        

≡=#'A`)=========っ ピタッ


 そして、腕が伸びる。


/ V 3「なっ――!?」


 ただでさえ目が見えない荒巻、
 これには大きく間合いを見誤る。

( ゚∀゚)(筋肉操作……あんな事までできるのかよ!)


 ドクオは、荒巻の服に指をひっかけ、手前下方に引き寄せていた。
 荒巻が、構えで固めていた足元が、崩される。
 踏み込みかけた足を、そこで止めた瞬間、音がした。

 ―――しゅっ


 音をたてて、荒巻の眼の先を、ドクオの蹴りが走る 。


(#'A`)「くらえやッッ!!」

 人体操作を用いた崩しと攻、ドクオの得意コンボ。




932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:45:33.06 ID:bwl69lhe0
       

 ドクオの蹴りが、体勢の崩れた荒巻に襲い掛かる。


/ V 3「チィ!!」


 筋肉操作により、荒巻と同等の筋力が備わったドクオの蹴りだ。
 無防備に食らうと、いくら荒巻と言えど、ただでは済まない。


 ただのうんこだと思って、油断していた。
 思いがけぬ展開に、初動が遅れたのがまずかった。



/ V 3(避けれるか……いや、体勢がここまで崩れちゃ、まにあわんのう)


 最早、避け得ない。




937 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:52:14.56 ID:bwl69lhe0
     
(#'A`)「おらああああああ!!!」

/ V 3「グガッ!!!」
 

 大気を焦げつかせるほどの蹴りが、
 荒巻の左脇腹にぶち込まれる。


(‘_L’)「そろそろか」

( ゚∀゚)(?)


 隻腕の男の発言に疑問を感じ取ったのと、
 ドクオの蹴りが荒巻に食い込んだのと
 ほぼ同時刻、まるで機をまっていたかのように

 ガキンッと教室の窓が割れる。

 そして。
 
( ゚∀゚)(何か投げ込まれ―――)


 閃光手榴弾。




940 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 12:56:28.51 ID:bwl69lhe0
      



( ∩∀<)「いきなりなっ――!?」


 目も開けれぬ程の、激しい発光。
 薄目で、なんとか視認できたのは。


 ケリを放ち、のけぞるドクオ。
 ケリを放たれ、よろける荒巻。


/ V 3⊂(´<_` )


 そして、そのよろける荒巻の虚をつき、
 顔面に拳を食らわせている男の姿であった。




947 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:00:42.10 ID:bwl69lhe0
      

/ V 3「クッ」

 蹴りに、不意打ち連続してくらい、遂にヒザをつく荒巻。



( ´_ゝ`)「流石だ、弟者、さすが我が弟」

(´<_` )「いやいや、兄者の流石なサポートがあってこそさ」


(;゚∀゚)「ど、どういう事だ」

 閃光手榴弾と共に、現れた2人の同じ顔をした男。


(‘_L’)「……雇ったんですよ、生徒会、クー様が」

(‘_L’)「荒巻とタイマンで戦いたい、と所望され
    安全に確保するために、彼らプロ」


(‘_L’)「流石ブラザーズを」


( ´_ゝ`)b 掃除屋部所属:5年生流石兄弟 d(´<_` )




955 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:03:45.07 ID:bwl69lhe0
       



(#'A`)「あぁ!?おりゃきいてねえぞ!!!」


(‘_L’)「そりゃそうですよ、言ってないですもん」


(‘_L’)「しかし、いい時間稼ぎになりました
    彼らがくるまで、多少時間がいりましたからね」



(#'A`)「うるせえ!おれはまだやるぞ!つーかおれいま良い感じだったし!」


(‘_L’)「……やめておいた方がいいと思いますよ?
    ドクオ先輩の筋肉操作はたしかにハマれば強力、しかし持続時間が――」


(#'A`)「ぅ…」


(‘_L’)「ほら、もうオクレ兄さんみたいな体になっちゃってるじゃないですか、これ以上は危険ですよ」




960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:07:17.43 ID:bwl69lhe0
     


( ´_ゝ`)「銃器を用いサポートに徹するおれ、兄者」


(´<_` )「直接攻撃を主体として、中国拳法を操るおれ弟者」


( ´_ゝ`)「生徒会の依頼により、お前の捕獲、完了させていただく!」(´<_` )



/ V 3「ぐっ…」


 荒巻が軽く呻いた。
 激戦に次ぐ、激戦で血を失いすぎているのかもしれない。

 不意打ちどいえど、先ほどの一撃はかなり効いた。

 
/ V 3(迅い。  ――いや、迅いというより流麗かつ、重厚
   
     そして、なにより…

     ――でかい。 とてつもない力感。……)




964 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:10:56.42 ID:bwl69lhe0
        
 


/ V 3「……」


 グッ、右手を握る。
 グッ、左手を握る。

 大丈夫、まだ手を動く、だがいつもの50パーセント程の力しかでない。



/ V 3(朝礼の500人殺しの時もちょくちょく兵がおったからのう……)


/ V 3(それに加え、ブーン、ワタナベ、ジョルジュとの連戦
    意外と強かった、うんことの戦い)


/ V 3(ハンデを与えれば面白くなると思い、視力もあたえてしまった…ほほほっ)


/ V 3「調子、コキすぎたかのう」

 ジョリジョリとヒゲを触る。




968 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:16:41.52 ID:bwl69lhe0
       

( ´_ゝ`)「観念しろ、荒巻」

(´<_` )「その体では、勝て得ぬだろう」


 細身ながらも岩そのものが拳のような弟者の打拳。
 明らかに‘頸’を使っている、たしかに今自分にっは手ごわい相手かもしれない。

 其れに加え。


( ゚∀゚)

(‘_L’)


/ V 3「お前らもいるんじゃもんなあ、こりゃこまったワイ」


/ V 3(ここ40年はなかった生命の危機―――)


/ V 3( ゾ ク ゾ ク するのう……これがあるから武はやめれん)




977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:24:19.15 ID:bwl69lhe0
 脊髄に直接氷を押し付けられるかのような、旋律。
 首筋にナイフをつきつけられているよな、危機感。


/ V 3「たまらん……」

/ V 3「誰かが、生の正反対が死とほざいておったが......それは違う」

/ V 3「死は生つねに隣り合わせにあるもんじゃ……」

/ V 3「死を感じるからこそ、生が輝く......ククク、ええのう、この感じ」

/ V 3「わしは今、生きておる、生きておるんじゃ!!!ヒャハハハ...」


 口から血を垂らしながら、荒巻が演説。


 それを一瞥しながら、流石兄弟が声をかけた。



( ´_ゝ`)「最期通告だ、荒巻」

(´<_` )「我々が受けた命令はお前の殺害でなく、捕獲」


( ´_ゝ`)「お前が降参すれば、我々は必要以上お前を痛めつけなくて済むのだがな」

 提案、しかし勿論




979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:26:18.94 ID:bwl69lhe0
     



/ V 3「答えはNOじゃぁああああああ!!!」

 血を、涎を撒き散らしながら、襲いかかってくる荒巻。



( ´_ゝ`)(チッ―――)(´<_` )


 それを見て、二人が起こす行動は、


( ´_ゝ`)「ベレッタ!援護する弟者いけ!」

(´<_` )「応ッ!」


 完璧な、コンビネーション




984 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:30:18.91 ID:bwl69lhe0
   
 兄者が拳銃で荒巻を打ち抜き、よろけた所で

(´<_` )「破ッッ!!!」

/ V 3 グフッ
 
 捻りこむ、一撃。

 肉の力だけでない、‘頸’の力が篭ったその一撃は、
 なんとか反応し防御する事が叶っても、腕そのものが砕けかねない。

/ V 3「おのれ――」

 反撃しようと、腕を振り上げると


( ´_ゝ`)「ベレッタ!ドカーン」

 拳銃による、援護。
 そして弟者が、その銃撃をすりぬけ加撃を食らわせる。


 なすすべもなく、荒巻が後退させられる。
 その津波のような威圧感は、まさしく


/ V 3「母子じゃのう……」

 かつて闘った、“戦神”母者そのもの




989 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:33:26.42 ID:bwl69lhe0
  
 ――しかし似ているが違う



/ V 3(ゾクゾクせん......)

/ V 3(素晴らしいが、血が通っていないのう......)


 最期に食らった弟者の太極拳にて
 瓦礫に吹っ飛びながら、一思案をする。


(´<_` )「どうだ!おれたちのコンビネーション!」



/ V 3(……)


 打たれた銃創と、拳痕から血を垂れ流し、
 荒巻はついに沈黙する。




991 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:35:58.66 ID:bwl69lhe0
      

(;‘_L’)「凄い流石兄弟、ここまでとは…」


( ゚∀゚)「傷ついているとはいえ、あの荒巻を此処まで一方的に」


('A`)「荒巻並み…いや、おれ並みの強さか!?」


(‘_L’)「このままだと。事態は収束しそうですねジョルジュさん」


( ゚∀゚)「いや、そいつぁどうかな…」


(‘_L’)「え?」




1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:37:31.78 ID:bwl69lhe0
      


( ゚∀゚)「たしかに、付け入る隙がねぇコンビネーション攻撃」


( ゚∀゚)「素晴らしい、だが」


( ゚∀゚)「あれではおそらく荒巻には、勝て得ない」


(‘_L’)「なっ――」



( ゚∀゚)「闘ってみた、おれだからこそワカる」


( ゚∀゚)「あいつは―――」




10 名前: ◆TR2vneJwo2 :2009/05/19(火) 13:44:38.02 ID:bwl69lhe0
    
血に臥せながらも笑みを浮かべる荒巻

そして同時刻――


ガラッ......
生徒会室の扉が開く音が響く。


川 ゚ -゚) 「ふむ、生徒会役員には全員仕事を依頼したんだかな」

 
(´・ω・`)「あっ、女の子だー」


川 ゚ -゚) 「うむ、女の子だぞ」


(´・ω・`)「ピチピチだー」


川 ゚ -゚)「うむ、鯖も吃驚するくらいピチピチだ
     して、何用だ?そんなに服を赤く染めて?」


(´・ω・`)「あ、これ?違うよファッションとかじゃないからw返り血帰り血w」

(´・ω・`)「ここにくるまで、3人くらい出くわしちゃってさー、死姦させて?
     ってお願いしても、おkって言ってくれないから、つい殺しちゃったんだ」




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:48:28.04 ID:bwl69lhe0
      

川 ゚ -゚)「うむ、それはアレだな、随分ワンパクというか」


(´・ω・`)「でしょでしょ、ちょっとテンション上がっちゃっててw」

(´・ω・`)「あ、そうだ、荒巻校長って知ってる?
      ちょっと事情で生首が必要なんだけど……
      どこにいるかわかんなくてさ、居場所知ってたら教えてよ生徒会長なら知ってるでしょ?」



川 ゚ -゚)「ぁー、なるほどな」


川 ゚ -゚)「すまんな、知ってるんだが教える訳にはいかない」

川 ゚ -゚)「荒巻は、私の手でぶち殺す予定なんだ、すまないな」


(´・з・`)ケチー


(´・ω・`)「あ、それじゃあさ代わりといっちゃなんだけど」




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:50:51.55 ID:bwl69lhe0
       

(´^ω^`)「ちょっと死姦させてよ」

(´^ω^`)「大丈夫大丈夫おれ早漏だからすぐ済むからさあw」

(´^ω^`)「なんか血の匂いかいでたら、すぐ息子の方が反応しちゃってw」


川 ゚ -゚)「ふむ、だがそれじゃ私は死んでしまうんじゃないのか?
     これから荒巻と死闘をする予定だから、それでは困るな」


(´・ω・`)「ぇー、こっちもまさかの却下、んじゃしょうがないなあ…」


川 ゚ -゚)「うむ、仕方が無いな」




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:56:30.32 ID:bwl69lhe0
        

(´・ω・`)「なら全力で――」


川 ゚ -゚)「なら全力で――」




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       川 ゚ -゚)      「殺しあうかッ!!」        (´・ω・`)

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 ――― ベ ッ ゴ オ オ ッ

 魂を凍らす雄叫びと共に、両者が同時に刀を抜いた。
 狂人にとって、殺し合いは会話に等しいからだ。



 戦いに赴き彼らを祝福するかのように3時間目の終わりを告げる鐘がなる。
 朝も終わりもうすぐお昼、お腹がすく時間帯だ。  〔3時間目:終わり〕





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