（ ＾ω＾）は爆弾を解体するようです
- 1 名前： ◆nrZ/fk7P3s ：2009/08/25(火) 14:17:22.16 ID:MOxFvCT30
- 彼等はＶＩＰ警察爆弾処理班！
凶悪なテロや悲しい事件に対応すべく、鍛え抜かれた精鋭達が牙を研いで待っている！
だけどそんな事件なんてめったに無いから皆毎日訓練訓練！
('A`)「大変だ、事件だ！」
おっと、お話を進ませる為に唐突に事件が発生したね！
（ ＾ω＾）「おお！ この腕を振るう時が！」
（´･ω･`）「現場はどこだい！」
('A`)「ヘリで三十分だ、出撃するぞ！」
これは――爆弾解体に命をかける、男達の物語――
- 2 名前： ◆nrZ/fk7P3s ：2009/08/25(火) 14:18:31.47 ID:MOxFvCT30
-
（ ＾ω＾） は 爆 弾 を 解 体 す る よ う で す
- 4 名前： ◆nrZ/fk7P3s ：2009/08/25(火) 14:19:48.63 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『こちらオペレーター室、聞こえるか』
（ ＾ω＾）「感度良好だおー」
('A`)「問題ないぜ！」
（ ＾ω＾）「というわけで地上七十七階、超高層ビルの一室からお送りしますお」
（´･ω･`）「まるでドラマのようだ」
- 5 名前： ◆nrZ/fk7P3s ：2009/08/25(火) 14:20:39.66 ID:MOxFvCT30
- （´･ω･`）「これが問題の爆弾だね」
チッチッチッチッチッチッチッチッ
（ ＾ω＾）「憎たらしい姿をしているお……色、ツヤ、香り、どれも極上の一本だお……」
('A`)「ああ、涎モンだぜ……」
川 ﾟ -ﾟ)『お前等真面目にやれ』
（´･ω･`）「それで、こいつが爆発するとどうなるんだい？」
川 ﾟ -ﾟ)『えーっとね』
カチカチ
川 ﾟ -ﾟ)『日本から県が一個消えると思ってくれ』
（ ω ）ﾌﾞﾊ
('A`)「……え、解体すんの？ それ」
川 ﾟ -ﾟ)『あと３０分で爆発する、さぁ始めよう！』
- 6 名前： ◆nrZ/fk7P3s ：2009/08/25(火) 14:21:42.61 ID:MOxFvCT30
- ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
ばくだんのかいたいそのいち：けーすをはずそう！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
（ ＾ω＾）「解体するには先ずケースを外さなくてはならないお」
('A`)「慎重にな、この高さ十センチ面積が三十センチ四方の四角い物体からケースを外すんだから」
（´･ω･`）「ショックを与えたら即座に爆発する……そういうトラップもあるからね」
（ ＾ω＾）「任せるお」
川 ﾟ -ﾟ)『では先ずケースの四方を止めている螺子を外してくれ、四本だ」
（ ＾ω＾）「ふ、余裕だお」
きゅりきゅりきゅりきゅり ことん
きゅりきゅりきゅりきゅり ことん
きゅりきゅりきゅりきゅり ことん
きゅりきゅりきゅりきゅり ことん
('A`)「おお、何と言う早業だ！」
（´･ω･`）「まるでスカイウェーブ……シンドロームで言ったらハヌマーンのような速度だ……」
- 9 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:23:44.51 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）「お？」
川 ﾟ -ﾟ)『どうした？』
（ ＾ω＾）「ケースが外れないお」
川 ﾟ -ﾟ)『ああ、それはまだ手順が』
（＃＾ω＾）「くっそこいつ堅えお！（ガスッ） 外れろお！（ガスッガスッガスッ）」
川 ；ﾟ -ﾟ)『落ち着け馬鹿やろおおおおおおおおおおおおおおお！」
（；´･ω･`）「止めろおおおおおおお！」
- 10 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:25:43.83 ID:MOxFvCT30
- ('A`)「変わりに俺が作業するぜ」
川 ﾟ -ﾟ)『任せたぞドクオ』
（ ＾ω（#）
川 ﾟ -ﾟ)『ケースは溶接されている、カッターで切断しなくてはならない』
('A`)「マジで！」
川 ﾟ -ﾟ)『力加減を間違えたらおしまいだ、慎重に頼む」
('A`)「ごくっ……」
ちゅいいいいいいん しゃあああああああああああああああ
- 11 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:26:56.95 ID:MOxFvCT30
- （´･ω･`）「おお……金属のケースをダイヤモンドのパウダーが散りばめられた特別製のカッターの手によりゆっくりと切断されていく」
川 ﾟ -ﾟ)『そう、慎重に、慎重にだ、ケースと爆弾の隙間は殆ど無いはずだ、中身に触れないぎりぎりの一線を――』
（ ＾ω＾）「へえーっくし！」
(；'A`)「あふんっ！」
しゃあああ しゃあああああ ぎゅるうん
- 13 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:27:56.39 ID:MOxFvCT30
- （##）ω（#）
('A`)「よーし何とかケースの外装を切断できたぜ」
川 ﾟ -ﾟ)『よし、開ける前に隙間から光ケーブルを差し込むんだ』
（´･ω･`）「中にトラップが無いかどうか調べるんだね」
川 ﾟ -ﾟ)『その通りだ、解析はこちらで行う、いいか慎重に、極めて慎重に入れるんだぞ』
('A`)「うし――い、いくぜ」
すすすすす
- 15 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:30:37.95 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『いいぞ、その調子でゆっくり……』
('A`)「は、入った」
川 ﾟ -ﾟ)『よし、そのままだ、データ解析を始め――』
（ ＾ω＾）「お、もうケース外れるじゃないかお」
がぱっ。
('A`)
（´･ω･`）
川 ﾟ -ﾟ)
- 16 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:31:55.79 ID:MOxFvCT30
- ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
ばくだんのかいたいそのに：じげんすいっちをかいじょしよう！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
（ ＾ω＾）「おーい解いてくれおー」
（´･ω･`）「さて、これは……」
/ /￣￣12￣￣＼＼
/ / | ＼＼
｜ | 9 ○ 3 | |
｜ | ／ ｜｜
＼＼ 6 ／／
('A`)「目覚まし時計じゃね」
川 ﾟ -ﾟ)『その時計の針が一定ラインを超えると電流が流れ爆発する仕組みだ』
（´･ω･`）「つまり針を止めればいいのかい？」
川 ﾟ -ﾟ)『ああ、だが単純に針を直接止めても直接電流が流れ爆発する』
('A`)「ならどうすればいいんだ！」
- 17 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:33:10.28 ID:MOxFvCT30
- （´･ω･`）「時計を解体して、針を止めた時に流れる電流を遮るんだ」
川 ﾟ -ﾟ)『その通り、先ずは針に触れぬよう外装を外さなくて張らない』
（´･ω･`）「難易度が高いね、動いている針とは……」
川 ﾟ -ﾟ)『だが行うしかない、やらねば我々もこの周辺に住んでいる住人も全滅だ』
('A`)「いや避難させろよ」
川 ﾟ -ﾟ)『さて、作業だが時計の外側の外壁を破壊して、内部の電気を流すコードを切断する』
（´･ω･`）「難しいね」
川 ﾟ -ﾟ)『幸い時計はプラスチック製だ、電動ドリルでゆっくりとやりたまえ』
（´･ω･`）「了解」
くぃぃぃぃん
- 19 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:35:17.20 ID:MOxFvCT30
- ('A`)「おお、細いドリルがまるで吸い込まれるように穴を開けていく……」
（´･ω･`）「刺激を与えすぎると針が壊れて止まりかねない、ゆるゆると慎重にいくぞ……」
くぃぃぃぃん
川 ﾟ -ﾟ)『ブーンは、ブーンはどこだ！』
（´･ω･`）「大丈夫縄で縛って」
（ ＾ω＾）「あきたおー」（ゴロゴロゴロゴロゴロ
（´･ω･`）「あ？」ドンッ
ぎゃりぎゃりぎゃりッ
（´ ω `） ﾟ ﾟ
( A ) ﾟ ﾟ
川 - ) ﾟ ﾟ
- 21 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:36:36.18 ID:MOxFvCT30
- ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
ばくだんかいたいそのさん：とらっぷをかいじょしよう！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
川 ﾟ -ﾟ)『ブーンは？』
('A`)「簀巻きにして窓から落しました、サー」
川 ﾟ -ﾟ)『ＯＫ，幸いドリルが電流を流すコードをトラップを避けて切ってくれたのでこれで時計を外せる』
（´･ω･`）「よいしょ、と」
■＜ミッチリ
（´･ω･`）「へへ、ぎっしりつまってやがるぜ……コードがよ」
川 ﾟ -ﾟ) 『！』
（´･ω･`）「どうしたオペレーター、指示を頼む」
- 26 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:37:57.64 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『落ち着け、ここから先は必要最低限の振動も厳禁だ……』
('A`)「どうした！」
川 ﾟ -ﾟ)『トラップが仕掛けてある、余計な振動を与えて中にある小さな硝子で出来た筒状の物体の中の珠がどちらかにころりと転がったらドカンだ』
（´･ω･`）「水銀スイッチって奴か」
川 ﾟ -ﾟ)『……慎重に行くぞ、このトラップに繋がっているコードを切れば大丈夫のはずだ』
（´･ω･`）「どのコードよ」
川 ﾟ -ﾟ)『他のコードが密集しすぎていてよく見えない、これは……丁寧にやるしかないな』
('A`)「く、何て物を！」
- 27 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:39:57.00 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『よし、先ずはその端の緑色のコードだ』
ぱちん
川 ﾟ -ﾟ)『次にそちらのドドメ色のコード』
ぱちん
川 ﾟ -ﾟ)『その上のボトルグリーンのコード』
ぱちん
川 ﾟ -ﾟ)『その直ぐ下にあるホライゾンブルーのコード』
（ ＾ω＾）「よんだー？」
- 28 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:41:07.36 ID:MOxFvCT30
-
＜ガシャーン
川 ﾟ -ﾟ)『よし、これで水銀スイッチを解除するコードが見えた……だが』
（´･ω･`）「だが？」
川 ﾟ -ﾟ)『離れた位置にあるコードを三本、コンマ0.1秒程度の差で同時に切断しなければならない』
('A`)「三本……くそ、手が足りないぜ」
川 ﾟ -ﾟ)『こんな時にブーンの奴は何をやっているんだ！』
（´･ω･`）「窓から落としたよ」
- 31 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:43:01.11 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『仕方ない、力の入り具合が怖いが誰かに二本切って貰うしか』
（´･ω･`）「ならボクがやろう」
('A`)「ニッパー二刀流……へへ、あの技がまた見れるなんてな」
（´･ω･`）「よせよ、今となっては過去の話だ」
川 ﾟ -ﾟ)『お前等過去に何やってたんだ』
（´･ω･`）「さぁ、往くぞ……！」
- 32 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:43:52.15 ID:MOxFvCT30
-
く⌒ヽ
）＼ く＼＿| （_,,,,--へ
ﾉ ノ ＼＿_ ＿,,-ー┘
/ ／ ,,,,__＿| |＿,,,-ーへ
／／）＼ ＼＿_＿＿ ,,,--ー┘
∠ノ / ノ ＿ （ ＼ｯへ､
ノ ／ く＿ニニニニ.., ＿ノ
／１ | （＼_ | ﾉ
／／ | | ｀i＿） | |
￣ | | ＿ | |
く_ ） ＼~ー` |
``ー～
,,,＿,～ーヽ､
＼＿,-～, |
/／
ﾚ'
丶＼
| |＿～、
へ_,/ ノ ,へ
＼_ ー￣＿,ー~' ）
ﾌ ! （~~＿,,,,／ﾉ/
| | ￣
ﾉ | /（
/ / | ～-,,,＿＿
（＿ﾉ ～ー､､＿＿）
- 34 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:44:56.53 ID:MOxFvCT30
-
('A`)「！」
（´･ω･`）「！」
川 ﾟ -ﾟ)『だれだ！』
- 36 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:45:46.65 ID:MOxFvCT30
-
/＼ ／＼ ／⌒＼/../
/ ／＼ ＼（＾ω＾ ）./ ＜待たせたな！
（）)ノ__ ○二○二⌒/../
／ ／||(二ニ) （＿＿_/../ 几l
γ ⌒ ／|Ⅲ||彡Ｖミ/⌒＿ノ二二ノl0
l| (◎).|l |((||（(ﾟ )/⌒/||三三三・） || (´⌒(´
＿＿ ゝ_＿ノ ￣（_＿_）￣ ゝ＿_ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ブロロロロロロロ
川 #ﾟ -ﾟ)『てめぇどうやって上ってきたんだコラアアアアアアアアアアアア！』
（ ＾ω＾）「こまけぇこたぁいいんだよ！」（ブルンブルン
川 #ﾟ -ﾟ)『振動与えんなつってんだろバイク止めろタコがあああああああああああ！』
- 37 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:46:56.31 ID:MOxFvCT30
- （##）３（#）「きるおー」
（´･ω･`）「いっせーのー……」
('A`)「せっ！」
（##）３（#）「お、待ってツンからメールが」
（´･ω･`）ぷつん
('A`)ぷつん
（##）３（#）「『危ない仕事お疲れ様、早く戻ってきてね』だってお。もー可愛いなぁツンはー」
（´･ω･`）
('A`)
川 ﾟ -ﾟ)
- 40 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:48:16.87 ID:MOxFvCT30
- ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
ばくだんかいたいそのよん：こーどをきろう！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
('A`)「よかった、あの中の一本がダミーで本当によかった」
川 ﾟ -ﾟ)『ブーンは？』
（´･ω･`）「両手両足の関節を外してコンクリに詰めた後に窓から放り投げました」
川 ﾟ -ﾟ)『よし、それでは最後……これらのコードを見てくれたまえ』
｜＜俺白のコード！ ｜＜私黒のコード！ ｜＜ＭＥはレッドのコードデスネー
（´･ω･`）「お決まりだな」
川 ﾟ -ﾟ)『このうち一本が起爆解除のコードだ、だがはずれを引いたら……』
('A`)「どかん、か」
- 45 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:50:46.85 ID:MOxFvCT30
- （´･ω･`）「それで、何色のコードを切ればいいんだい？」
川 ﾟ -ﾟ)『わからん』
('A`)（´･ω･`）
('A`)（´･ω･`）＜へ？
川 ﾟ -ﾟ)『いや、この段階までくると相手も非常時の解体用にコードを残しておくだけだからな、こればっかりはどうにも』
('A`)「先に信管を抜いちまうのはどうだ？」
川 ﾟ -ﾟ)『信管はこのコードの更に奥、鉄板の下にある、コードを切らずに鉄板を排するのは無理だろう』
（´･ω･`）「つまり運任せしかないのか……くっ」
- 46 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:51:50.28 ID:MOxFvCT30
- 「まぁまて」
γ'ﾌ
ｲ （'i, ,/ (ヽ
( 'i,｀ﾐ' ヽ i ヽ｀)'ﾌ
(＼ヽ,,_ ` ':.ヽ ）γ),ﾉ)
ヾ' ..,, '; 'l, ,/ .:' ノ'
ゝ- .,,, .: i! ノ' ,:' ''",ﾌ
,,-'', ',,,.. .:' /' ''",,::' "つ
`ツ､,,ｰ- .:' （,,,,,／⌒ヽγ´ ''"ヾ､ 彡'
''-彡,, ':, .（ ＾ω＾）. ヽ､,,_,,ノ'⌒＜おちつけお！
,彡' | / ' ﾞ" '-=-'"
ノ., "ｼ （ ヽノ ,,_,,,ミ＾ヾ
"''ﾂ' ﾉ>ノ ヽ''ヽ)
レﾚ バッサバッサ
('A`)「うわああああああああ！」
（´･ω･`）「飛んでる！ この子飛んでる！」
川 ﾟ -ﾟ)『何しにきたああああああ！』
（ ＾ω＾）「（スタッ）ブーンに最良の案があるお」
('A`)「うわーすげー不安！」
（´･ω･`）「なら、聞かせてもらおうか……どうするつもりなんだい？」
（ ＾ω＾）「決まってるお！」
- 49 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:53:06.20 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）
（ ＾ω＾ ）
（ ＾ω＾ ）「安価で」
決断は君の手にゆだねられた！
黒・白・赤のどのコードを切るか選択してくれ!
>>55
- 55 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/25(火) 14:54:31.79 ID:0HNlZdOM0
- ｋｓｋ
- 56 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/25(火) 14:54:33.49 ID:e3dIqvnw0
- ・白・ ←かわいい
- 65 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:55:43.85 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）「Oh……」
（´･ω･`）「定型文通りならkskの下……つまり……」
('A`)「白か！」
川 ﾟ -ﾟ)『早くしろ、もう直ぐタイムリミットだ！』
- 66 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:56:44.34 ID:MOxFvCT30
-
（ ＾ω＾）「はっ！」
ぷつん
- 68 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 14:58:26.20 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）「…………」
('A`)「…………」
（´･ω･`）「…………」
川 ﾟ -ﾟ)『……皆、ご苦労』
('A`)「はあああああ！」
（´･ω･`）「超焦ったあああ！」
- 70 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:00:04.87 ID:MOxFvCT30
- 川 ﾟ -ﾟ)『まだ終わりでは無いぞ、今度こそ信管を抜いて完全に無力化せねば』
('A`)「ああ、まだ俺達の戦いは終わってないぜ！」
（´･ω･`）「さぁ、あと少しだ、頑張ろうブーン！」
（ ＾ω＾）「いやー、これで一安心だお、焦らせやがってもぅー」バンバンバン
■爆弾■「カチッ」
（´･ω･`）
('A`)
川 ﾟ -ﾟ)
- 72 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:00:50.15 ID:MOxFvCT30
- ,,-' _,,-''" "''- ,,_ ￣"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
／ ,,-",-''i| ￣|i''-、 ヾ {
（" .／ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;） ,ノ ii
,, （ l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--'':::￣:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
￣"''-- _-'':::::"￣::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''"￣.i|￣ |i-----,,￣`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::／ ￣"''--- i| |i ヽ::::i
.（:::::{:（i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
￣￣"..i| .|i
.i| |i
|:::::: :: ｀,
- 78 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:02:11.21 ID:MOxFvCT30
- ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
えぴろーぐ！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
＜爆弾解体体験プログラムを終了します、爆弾解体体験プログラムを終了します
（ ＾ω＾）「……お？」
夢から覚めたような感覚が身を包む。
それと同時に、彼は自分が何をしていたかを思い出す。
('A`)「……お疲れー」
（´･ω･`）「楽しかったね」
警察庁主催の、子供達に仮想空間で色んな体験を行わせてくれる夏休みの企画。
彼等はそれに参加して、たった今それが終了したところだった。
川 ﾟ -ﾟ)「はい、これは参加賞」
そう言ってオペレーター役のお姉さんが渡してくれたのは、時限爆弾型のストラップだった。
＜こちらネゴシエーター体験プログラムでーす！
＜こっちは銃撃戦体験プログラムだよー！
＜鑑識体験プログラムはこちらー
＜科学捜査体験はおいでらっしゃーい
呼び込みの声がそこかしこで聞こえる。
- 83 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:03:45.73 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）「おっおっおっ。貴重な経験だったお！」
('A`)「邪魔ばっかだったじゃねーか！」
（´･ω･`）「あはは、あの中だと本当に自分が爆弾解体班だと思い込んでたしね」
夕日が彼等の帰り道を、明るく照らす。
楽しそうに談笑しながら、それは爆弾なんてものとは無縁な平和な光景だ。
（´･ω･`）「明日は三人でこれをレポートに纏めて、宿題を終わらせよう」
('A`)「夏休みも一週間切ったしな」
（ ＾ω＾）「頑張るおー！ お？」
その時、ブーンの視界に何かが入ってきた。
- 85 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:05:33.82 ID:MOxFvCT30
- （ ＾ω＾）「ダンボール？」
道の隅にちょこんと退ける様においてある、外装には『拾ってください』と書いてあり
（´･ω･`）「うわすげえ怪しい」
('A`)「捨て猫でも入ってんじゃねえの？」
（ ＾ω＾）「かわいそうだお！ 開けてみるお！」
パカ
- 88 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:06:16.77 ID:MOxFvCT30
-
チッチッチッチッチッチッチッチッ
- 91 名前： ◆8XGbDMa0G. ：2009/08/25(火) 15:08:02.74 ID:MOxFvCT30
- ■爆弾■＜やあ！
（ ＾ω＾）
('A`)
（´･ω･`）
（ ＾ω＾）
('A`) 「ば」
（´･ω･`）
『爆弾だああああああああああああああああああああ！』
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
×（ ＾ω＾）は爆弾を解体するようです
○（ ＾ω＾）は爆弾を爆発させるようです
おしまい！
ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★
-
-
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