川 ゚ -゚)は鬼も泣くほどのサイボーグ娘のようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 16:35:35.66 ID:2bKi3oEWP

     エピローグ
   〜〜序章〜〜


川 ゚ -゚)「うぅ、昼飯のニバレラ定食が吐くほどウマ過ぎて絶賛脱水中だ、
     きつい……」

川 ゚ -゚)「んっ…!あれは…!」



             / ,' 3

             ポテチーン


川 ゚ -゚)「もしやあれは伝説の、”道端に倒れてる老人”!?
     助けたらゼリーをくれたりするというあの人物が、
     まさか目の前に……!」

川 ゚ -゚)「助けないと!」ダッ!



川 ゚ -゚)っ((/ ,' 3))プルプル
   「もしもし、大丈夫かご老人?」




3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 16:40:33.67 ID:2bKi3oEWP

/ ,' 3「ん、あぁ……わしはもう駄目じゃあ」


川 ゚ -゚)「そんなことはないさ!人生踏ん張ればなんでもできる!
     簡単に死んだりするような奴は一生生きちまえってのが
     私のポリシーだ、だから死ぬな!」


/ ,' 3「うぅ…しかし髪の毛から足の爪に至るまで全身にガンが転移してるし……」

川 ゚ -゚)「ガンの部分を取り除けばいいじゃないか!」


/ ,' 3「UFOキャッチャーでへぇボタンをゲットするために全財産使いはたして
    もう1円も残ってないから病院にも行けないんじゃ……」


川 ゚ -゚)「うぅ…流石の私ももう手の施しようがない、ごめん、死んで!」

/ ,' 3「うぅ……しかし、わしには1つだけやり残した夢があるんじゃ…」




4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 16:46:23.39 ID:2bKi3oEWP

川 ゚ -゚)「なんだご老人、パンティ関係の願い以外なら聞いてやらんこともないぞ」

/ ,' 3「うぅ…ありがとう」


/ ,' 3「実は、わしは自分で言うのもなんだが優秀な技術者じゃった……」


/ ,' 3「広辞苑って知ってるかの?」

川 ゚ -゚)「もちろん!毎朝のおかずにするほどうちでは愛用している、
    あのパーフェクトディクショナリーのことだろ?」

/ ,' 3「あれ発明したのわしじゃよ」


川 ゚ -゚)「まじで!!」


/ ,' 3「技術者として順風満帆な人生を送っていたわしじゃったが、
    わしはある時から、人造人間、つまりサイボーグを作るために人生も金も
    すべてつぎ込んだんじゃ」

川 ゚ -゚)「どうして?」

/ ,' 3「だってサイボーグならいくらエッチしても罪悪感感じないだろうと思って…」




6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 16:53:02.83 ID:2bKi3oEWP

/ ,' 3「しかし、何度挑戦しても失敗を繰り返し…わしを支えてくれていた妻も、
    ビックリマンチョコの食い過ぎで糖尿病をこじらせて逝ってしまった…
    もうわしは死ぬしかない……」


/ ,' 3「だが、死ぬ前に一度だけでも、この手でサイボーグを作り上げたい!
    それがわしの夢なんじゃああああああああああああ!!」


川 ゚ -゚)「だいたいわかった、つまり最後にサイボーグ手術を成功させたいんだろう?
     じゃあ私をサイボーグの実験体にしたまえ」


/ ,' 3「oh、ビッグアイデア!!引き受けてくれるのか!?」

川 ゚ -゚)「乳首が伸びもしない人間の体に飽き飽きしていたところだ、
      かまわんよ」


/ ,' 3「あぁ、ありがたい…わしには君が天使に見えるぞ……」パァアアアアアア

川;゚ -゚)「おい、こら、まだ手術してないのに勝手に逝くんじゃない!」




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 16:57:32.36 ID:2bKi3oEWP

こうして、普通の女子高生だったクーは、ドクター中松の手によって
サイボーグ手術を受けました。


――そして、1ヶ月後。


/ ,' 3「包帯を取ってよいぞ、これで君はもう完全なサイボーグじゃ」

川三三)「わかった」

スルスル……


川 ゚ -゚)「おぉ……なんか視力が上がってる気がする」

/ ,' 3「360度に視野が広がり、視力もマサイ族並みに上がっているからの、
    数字にして視力99999999999999999999999999.0じゃよ」

川 ゚ -゚)「すごい…どうりでここからでも冥王星が見えるわけだ…」




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 17:04:09.58 ID:2bKi3oEWP

/ ,' 3「他にも腕からマシンガンが出たり、足の裏におサイフケータイが
    搭載されていたりといたれりつくれりのボディに仕上がっておる」

川 ゚ -゚)「すごい…なんだか人生が広がった気がする」


川 ゚ -゚)(ところでなんでこの人1ヶ月も生き延びてるんだろう)


/ ,' 3「うぅ……ようやく夢が適った、もう思い残すことはない……
    こんなおいぼれの願いを聞いてくれてありがとうお嬢さん……」


川 ゚ -゚)「おい、博士!まだ心の準備もしてないのにいきなり死のうとするな!」

/ ,' 3「わしはもう無理じゃ、息をするのがやっとじゃ……わしは最後まで幸せじゃった、
    もう未練はない、それじゃあ、達者でな…」

/ ,' 3ガクッ


川;゚ -゚)「博士!!!!」




10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 17:11:47.91 ID:2bKi3oEWP

川 ゚ -゚)「死なせるものか!!あんなすばらしい広辞林を生み出した
     あなたを、絶対に!」

川 ゚ -゚)「チェンジ!!AEDアームッ!!」ガチャン!!



      ___ バァーン!!
       .|     |〜――〜◎
川 ゚ -゚)ニ|     |〜――〜◎
       ̄ ̄ ̄

説明しよう!
クーの悲しみにサイボーグの蘇生回路が反応し、彼女の右腕を
自動的にAEDアームへと換装させたのである!!


      ※AEDって何?って人へ※

心臓止まった人とかに使うとたまに生き返るアレ。学校とかの
施設によく置いてある。雀荘には多分置いてない。




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 17:22:05.17 ID:2bKi3oEWP

              ./| ̄ ̄ ̄|
               |  |      |
               |  |      |
    ______|_|      |______
 ....../| ⊂ヽ__     _,,..,,,,_    _,, -'つ|
  .|  |   ゙ー-- 二二 ̄/ ,' 3  `ヽ二-- '' ~ |
  .|  |_______゙ヽ    /._____|
  .|/______/| i◎ ◎/______/
            |  | | \ i\
            |  | /   \ \
            |  | i   , .| \  ̄ ̄ ̄|
            |  | |  |  |   ̄ ̄ ̄| .|
            |  | .|  .| .|.      .\\
            |  | |  i .ノ..       .| ̄ ̄ ̄|
            |  | / イ/..| 川 ゚ -゚)ニ|     |
            |  | | // |        ̄ ̄ ̄
            |  | | .|/......|
            |  |( i  .|
       .____|  |i し   |__
     |\.      |  |し'    |   \
     |  \   .\.|_____|    


川 ゚ -゚)「AEDセット完了!!博士、あなたは私が必ず…!」

川 ゚ -゚)「ぶっちぎるぜ!3、2、1、ファイヤー!!」ゴオオオオ




14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 17:29:36.86 ID:2bKi3oEWP

しかし、AEDにショック電流を流した後にクーは気付いた。

川 ゚ -゚)「やばい、心臓にショック与えないといけないのに
     あの位置だと主に乳首にショックが伝わってしまう!!」


しかし時すでにお寿司。

住宅街にすさまじい爆発音が鳴り響き。


 / ,' 3
(#。#人#。#) プスプス

川 ゚^ o^゚) ウエーン


あとに残されたのは、乳首がこんがりジューシーに焼けた博士の亡骸と、
呆然と涙を流すクーの姿であった。

この時クーは理解した。

――技術の進歩というものには、必ず大きなリスクが伴うということを――

第一章 終わり




17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 18:11:04.34 ID:2bKi3oEWP

   〜サイボーグ娘クーちゃんによる爪の切り頃講座〜
                               vol.1


川 ゚ -゚)「お米を研いでる最中、爪と指の間にやたらと米粒が挟まる時、
     実はそれが爪切りのタイミング!!」

川 ゚ -゚)「即座に米を排水溝に流し、爪切りを手に取れ!!」



川 ゚ -゚)9m「くれぐれも深爪するなよ!!」




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 19:53:25.35 ID:2bKi3oEWP


        川 ゚ -゚)サイボーグファイター クー
       
       
       
              川 ゚ -゚)
              )   (
              |||
               
       
       
       
             この後すぐ!!

     チャンネルはそのまま!乳首は30度右に回せ!




23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 19:58:59.64 ID:2bKi3oEWP

            !注意!
サイボーグ娘ごっこをするときは、広い場所でガスの元栓を閉め、
ナイススティックを尻穴から5cm出る程度に挿入しよう!

※ないすすてぃっくのそうにゅうは、かならずおとなのひとにやってもらおう!


           川 ゚ -゚)
          /,  /  
         (ぃ9  |   みんなとわたしとの、大切な約束だぞ!!
          /    /、
         /   ∧_二つ
         /   /
        /    \
       /  /~\ \
       /  /   >  )
     / ノ    / /
    / /   .  / ./  
    / ./     ( ヽ、 
   (  _)      \__つ




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:10:45.21 ID:2bKi3oEWP





    3Dフルアニメーションで展開される、大迫力のサイボールバトル!!

          そのすべてを、今ここで公開する!


              全人類、恰目せよ!



       今君たちは、伝説の前に正座している!!




    「ええ、この作品は超えてしまったんです、AAの限界を」
                                  ――大橋のぞみ




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:19:28.64 ID:2bKi3oEWP


                                  シュバッ
                           ┗川 ゚ -゚)┛  「洗剤を忘れた!!」
  ___                         ┗┃ ヽヾ\
 |←生協|                              ヽ\\
  ̄ || ̄                                    三二=
    ||                                       三二=
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                | ̄ ̄ ̄ ̄
                        |∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                  ̄ ̄ ̄ ̄


                                  シュバッ
                          ┗/ ,' 3┛  「わしも連れてけ!」
  ___                       ┗┃ ヽヾ\
 |←生協|                             ヽ\\
  ̄ || ̄        ┗川 ゚ -゚)┓三 彡                三二=
    ||           ┏┗  三 ∠                三二=
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                | ̄ ̄ ̄ ̄
                        |∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                  ̄ ̄ ̄ ̄



川 ゚ -゚)「ようし、今夜は私とおまえで黄昏流星群だ!!ついてこれるか!?」

/ ,' 3「あたぼうよ!!”メモ帳代わりの荒巻”を舐めるなよ!!」




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:29:51.75 ID:2bKi3oEWP

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               O
              o
            .。
      
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
      | ・ U      |
      | |ι        |つ 夢・・・か・・・
      U||  ̄ ̄ ||
         ̄      ̄


俺は2歳の頃、白人たちにこの動物園まで無理やり連れられて、
それ以来ずっと檻の中で暮らしてきた。

人間たちの見世物にされ、与えられたエサを食って、ただひたすら寝る。
そんな変わり映えのない毎日が、俺にこんな夢を見させたのかもしれない。

アフリカの広大な大地が、恋しくないわけでもない。
しかし、あれから早10年以上が経ち、母の顔も、故郷の香りも、
すでにほとんど忘れてしまった――




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:37:50.02 ID:2bKi3oEWP


              ヽ \
            ./ \ \  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           /     ̄  < お、こんなところで丁度良く
      川 ゚ -゚)      i i i   \ 麻雀牌発見!
      /    ヽ _   i i i--、   \______
     ./| |   | |   ̄ ̄ ̄ |:::::|.
    / \ヽ/| |       ノ__ノ..
   /   \\| |
     / /⌒\ し(メ    .i i i . .
   / /    > ) \  ノノノ
/ /     / /    .\_  ザックザック
し'     (_つ   /:::::/::...
          ; "ノ・ ./∴:  ̄ ̄ ̄\
          '',, : :| ・ U      | (へっ…こんな人生も、悪くはないな…)
             | |ι        |つ
             U||  ̄ ̄ ||
                ̄      ̄



                        バイニン
川 ゚ -゚)サイボーグエレファントハンター玄人 クー      〜完〜




38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:47:29.89 ID:2bKi3oEWP


            続いてのコーナーはこちら!
          
          
             戦後65周年特別企画SS
          
          〜戦後を生き抜いたサイボーグ〜


  戦争から数十年たった今、その記憶はだんだん忘れられようとしている。
  しかし、私たちには、あの辛い過去を、いつまでも後世に伝える義務がある。

  このSSは、絶望に満ちた戦後の過酷な時代を、希望を忘れずに生き抜いた
  1機のサイボーグのお話です――




39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 20:54:51.72 ID:2bKi3oEWP

――昭和20年8月、広島

人々は、ラジオから流れる昭和天皇の声に、耳を傾け、涙を流した。

         ,r"´⌒`゙`ヽ
       / ,   -‐- !、
      / {,}f  -‐- ,,,__、) 朕深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑み非常の
    /   /  .r'~"''‐--、) 措置をもって時局を収拾せんと欲しここに
  ,r''"´⌒ヽ{   ヽ (・)ハ(・)}、 忠良なる爾(なんじ)臣民に告ぐ
 /      \  (⊂`-'つ)i-、 朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し
          `}. (__,,ノヽ_ノ,ノ  \ その共同宣言を受諾する旨通告せしめたり
           l   `-" ,ノ    ヽ
           } 、、___,j''      l


川 ゚ -゚)「日本が…負けた!?」

素直クール(17) 大日本帝国海軍サイボーグ

/ ,' 3「オギャー!!」

荒巻(0) クーの弟、クーの母は彼を生んですぐに病死した。

川 ゚ -゚)「おー、よしよし、いい子だから泣くな、荒巻」




40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 21:02:51.89 ID:2bKi3oEWP

川 ゚ -゚)「日本が負けたからっていつまでもくよくよしてられないな」

川 ゚ -゚)「おっと、そういえば広場で雑炊をタダで配ってると言ってたな、
     貰いに行こうか」


――広場

ザワザワ

(´・ω・`)「1人一杯だからね、順番に並んでー!!」


川 ゚ -゚)「私と赤ん坊で2杯は無理だろうか?」

(´・ω・`)「すまんね、2人で一杯を分けてくれ」


川 ゚ -゚)「わかった……、ほら、荒巻、おいしそうな雑炊だぞ」


/ ,' 3「うわーい!雑炊にハシが立ったぞー!!」

川 ゚ -゚)「そうか、それはよかった」




41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 21:06:40.02 ID:2bKi3oEWP

――その時である。

「おい、空を見ろ!」

「び、B-29だ!空襲だ!!」



    _`ヽ、__,,,....,,_
      `ァ'´      `ヽ  キーン!!
      /           ゙i
     {            }   三三三
     l.    0 0    ヽ  三三三
    ゙i   ∠二ヽ  ,ノ   三三三
     ゝ、_,,..、-‐<_,,,ィ
      /     ヾ_,、, リ
      ゝ、     _,,ノ
       _丁゙゙゙匸



広島の上空を、突如米国の戦闘機が襲いかかった。

川 ゚ -゚)「な…!?戦争は終わったんじゃないのか!?」

/ ,' 3「オギャー!!」




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 21:14:10.48 ID:2bKi3oEWP

    _`ヽ、__,,,....,,_
      `ァ'´      `ヽ  キーン!!
      /           ゙i
     {            }   三三三
     l.    0 0    ヽ  三三三
    ゙i   ∠二ヽ  ,ノ   三三三
     ゝ、_,,..、-‐<_,,,ィ
      /     ヾ_,、, リ
      ゝ、     _,,ノ
       _丁゙゙゙匸
           川
       川   0    スポポポーン!
       0     川
              0

B-29は次々に、爆弾を投下した。逃げ惑う人々。



        川
        0
       / ,' 3


そして、爆弾の1つが、雑炊にハシをひたすら突き刺して遊んでいた
荒巻の頭上で、炸裂した。


川;゚ -゚)「に、逃げろ荒巻ぃぃぃぃぃ!!」




44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/17(水) 21:16:39.95 ID:2bKi3oEWP

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               O
              o
            .。
      
         ,r"´⌒`゙`ヽ
       / ,   -‐- !、
      / {,}f  -‐- ,,,__、)
    /   /  .r'~"''‐--、)
  ,r''"´⌒ヽ{   ヽ (・)ハ(・)}、 Oh,This is a dream.......
 /      \  (⊂`-'つ)i-、
          `}. (__,,ノヽ_ノ,ノ  \
           l   `-" ,ノ    ヽ
           } 、、___,j''      l

俺は2歳の頃、白人たちにこの空き地まで連れられて、
それ以来ずっとラジオとして暮らしていた。
人間たちの娯楽となり、電力を食って、寝る。
そんな変わり映えのない毎日が、俺にこんな夢を見させたのかもしれない。

コンゴの広大な大地が、恋しくないわけでもない。
しかし、あれから早10年以上が経ち、母の顔も、故郷の香りも、忘れてしまった。




46 名前: ◆wV78i2v2/M :2010/02/17(水) 21:18:48.31 ID:2bKi3oEWP
あとがき

サイボーグ娘はこれで終わりです、けれど、
彼女はいつまでも、皆さんの心の中で生き続けています。
みんなも、これからもずっとクーを応援しよう!!

20010年2月、自室にて


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